高松宮記念2017 傾向
高松宮記念
緩い坂の登りからのスタートで、登った後は4角入るまで下りが続くコース。
従って前傾ラップになる高松宮記念ですが、実際には各馬それほど苦しくなってはいません。
結果的にラスト2ハロン最速レースになるパターンが多く、勝ち馬はに瞬発力型。
持続特化タイプはミッキーアイルくらいでかなり偏りのあるレースです。
それでもスプリント戦なので状態面は非常に重要になってきます。
柔軟に取捨していく必要がありますね。
阪神大賞典2017 トーセンバジル 馬体 追い切り
トーセンバジル
藤原厩舎
ハービンジャー産駒
母父フジキセキ
阪神大賞典
【馬体】
非常に調子が良さそうな雰囲気です。
馬体的な特徴から明らかな瞬発力型で、かつパワー質があるタイプなので阪神はとりあえず合う可能性が高いです。
もう少しトモが成長してくれば全体のバランスとして期待できます。
いまはやや窮屈な造りの為、これだとストライドが伸びず3000は長いという判断になる。
陣営はかなりこの馬に期待しているはず。
【最終追い切り】
栗東 CW 良 並走
82.6-65.4-50.4-36.7-11.9
意外と関節の可動域が柔らかく程よい軽さも持ち合わせている。
これで距離をこなせる可能性が出てきました。
もともと毛艶は良いし適正も持っているので期待するべきタイミング。
【追記】
JC時の馬体を確認したところ、寝た形の肩でした。距離はこれで問題なくなりました。
藤原厩舎としても、現在ステファノスしかg1級がいない状態のため、なんとしてもこの馬に成長してほしいと願っているはず。
とにかく馬格があるので期待する気持ちもわかるし、重賞勝ちもない状態で天春を狙ってるわけですから本気度は相当高い。
追い切りも、速い流れから終いもスーッと伸びて11秒台にまとめてきているし、かなり動きとしては満足。
馬体に関しても銭形が浮いて体調は相当良い。
造りに関しても確実に瞬発特化型で、長距離の阪神ベスト。
ジャパンカップ 11着
【馬体】
ゴリゴリの馬体で状態は良いです。
脚を見る感じだとコース適性は高い。
筋肉量と飛節の造りから弾けるような差し脚が決まれば好走可能。
【最終】
栗東 CW 重 並走
66.1-52.1-38.3-11.8
真面目に走れており追えば一気に加速すると思われますがそれでも終いは速いですね。
馬体も良く見せてるし状態はピークでしょう。
相手関係が問題ですが、藤原厩舎でトーセンなら無謀な挑戦はしないでしょうし、ある程度見込みは感じていると推測します。
阪神大賞典2017 レーヴミストラル 馬体 追い切り
レーヴミストラル
高野厩舎
キングカメハメハ産駒
阪神大章典
【馬体】
前走は終いだけ脚を使えというような指示がありましたかね。
特に悲観すべきレースではなかったように思います。
今回はとにかく皮膚感良く状態が良さそうです。
全体的に筋肉量もアップして成長した姿を感じ取れます。
スッとキレる脚も今回の舞台に合う。
ただ心配なのが、肩の感じから3000は長いんじゃないかなあという点。
【最終追い切り】
栗東 CW 良 単走
81.0-65.2-50.5-37.1-11.9
時計だけ見るとかなり充実していますが、やはり頭高く少し硬いタイプですね。
道中のロスが無ければ浮上しても良い状態ですが、基本的にはゆったり進めてなんとか脚が残るレベル。
持続的な脚も無いので浮上はしても差し切れない結果になる。
日経新春杯 10着
最終追い切り
栗東 坂路 重 併走
53.5-38.8-25.2-12.6
瞬発力で勝負したい典型的なキレ型。
昨年の勝ちがうなずける造りではあるが、今回は馬場状態の悪さから適正を外す可能性が高い。
また、この手のキレタイプにトップハンデは苦しい。
休み明けだが追い切りの動きは上々。
陣営もデムーロ配備で勝負度合い高め。