函館記念2017 追い切り評価
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函館記念
→内でうまく立ち回れる馬。外は割引き。
→基本は先行馬。逃げ馬の波乱あり。
→割とラスト2ハロン戦。脚質バランス次第なところもある。
今年は逃げる意思を持った馬がいるので極端に緩むことは考えにくいか。
データ取得先
伏兵馬の状態チェック
アングライフェン
安田厩舎
ステイゴールド産駒
函館芝良
56.0-41.1-13.4
あまり柔らかさはないものの、長い脚を使って連動性のある走りをしています。
負荷を与えすぎないように抑えており、しっかり追えばもっと弾けそうな雰囲気はある。巴賞を好走したように状態面に関しては不安はありません。
もうワンパンチ足りない印象ですが、ある程度流れてくれれば出番はある。
カムフィー
清水二郎厩舎
ダンスインザダーク産駒
函館W良
69.1-53.8-39.7-12.5
前の出が良くないですね。しっかり進む前に脚が着地して推進力を阻害している。
ケイティープライド
角田厩舎
ディープインパクト産駒
函館W良
69.2-54.0-39.3-12.0
ほかの馬に比べ、かなり強く追われているので相対的に良く見えますね。
しっかり低い姿勢で走れている点は良い。
ただもう少しストライドは伸びたほうがいいでしょう。少し詰まっておりバランスが悪い。
雰囲気自体は悪くない。
スーパームーン
藤沢厩舎
ブライアンズタイム産駒
函館芝良
71.1-54.2-39.9-12.6サトノアレスと併せる形。内に進路を通って差し込んでくるサトノアレスのために待っている状態。「相手」を務めている状態であり、藤沢厩舎の中での序列は
サトノアレス>スーパームーンとなる。
ダンツプリウス
山内厩舎
ブライアンズタイム産駒
函館W良
70.0-52.9-38.6-12.3
近走、目立った成績は残せていませんが今回はかなり状態が上がっています。
後ろの収縮性が良くしっかり蹴り返しもできています。
少し首の使い方が硬く前の出がイマイチですが、それを差し引いても良い走りが出来ています。
ナリタハリケーン
中尾厩舎
キングカメハメハ産駒
函館W良
59.2-42.1-12.7
前走から芝に切り替えて好走。
年齢を重ねたところで、スタイルを変更させて闘争心が復活した可能性があります。
追い切り見てる感じでもしっかりストライドをとって柔らかく伸びており、状態高めで推進力も高い。
パリカラノテガミ
清水英厩舎
ジャングルポケット産駒
函館W良
63.4-50.1-37.8-13.1
ちょっと前が詰まって後ろが生み出す推進力を殺している印象ですが、かなり緩く進めているのでこれで強く追われればかなり伸びてくるイメージ。
かなり柔らかく動けているので状態は良い。斤量も手軽で穴馬としては期待値高い。
追い切り情報や厩舎の話
週刊ギャロップが読める
状態評価
5.0
ナシ
4.5
4.0
ヤマカツライデン
ルミナスウォーリアー
サトノアレス
タマモベストプレイ
ダンツプリウス
ナリタハリケーン
パリカラノテガミ
3.5
マイネルミラノ
アングライフェン
3.0
サクラアンプルール
カムフィー
函館記念2017 ツクバアズマオー 馬体状態・追い切り
ツクバアズマオー
尾形厩舎
ステイゴールド産駒
函館記念
函館W良
65.3-50.9-37.3-12.2
ちょっと明らかに硬いですね。
もともと伸びない脚の造りなのですが、それにしても全く蹴れていないのは気になります。
流れるような展開は合わないので、今回息の入りにくいラップが刻まれるようだと出番はないかなあと感じる。
前走の日経賞は余計でしたね。適正路線から外して惨敗ですから馬にもストレスがかかったハズです。
休みを与えてしっかりリフレッシュできていれば良いですが、追い切りを見ている感じでは大きく良化したようには感じられない。
日経賞
美浦 南W 不良 単走
67.9-52.1-37.9-12.7
前走案外でしたが馬体は完成されています。
ポテンシャル感じる造りで良いですね。
追い切りでも素晴らしい走りで、状態面も文句のつけようがない。
ただ瞬発型なので基本的終いの適正は向いてこない。惜しい。
中山記念
【馬体】
金杯比較で見ると仕上がっていない馬体ですが、その状態でもトモのハリ・筋肉量は素晴らしく、状態の高まってないときでもこれだけの良いものを見せるのですから、基本的なポテンシャルは高い馬であるということ。
馬場と直線はフィットするでしょうが、長く良い脚を最後までというのは考えにくく、「止まる」可能性は高い。
仕掛けをギリギリまで抑えて3着狙い、あるいは展開自体が終いの瞬発力戦になれば出番はありそう。
【最終追い切り】
美浦 北C 良 単走
67.0-51.9-38.5-12.7
ダートで単走ですか。金杯時と同じ追い切りなんですね。
調べてみると短期放牧入ってるんですね。
そうなってくると仕上げの意図をもってダートを使っている。動き自体も良く充実したタイミングです。
オールカマー 3着
【最終追い切り】
美浦 南W 不良 単走
66.0-50.7-37.1-12.6
良いですね。全身を使ってフットワーク良く走れています。ステゴ産駒っぽさはあまり感じませんが函館記念を好走できている通りパワーは持ち合わせている脚周りです。
ここまで意欲的な調教過程をクリアしており内面も充実しているタイミングです。
函館記念2017 ステイインシアトル 馬体・追い切り
ステイインシアトル
池江厩舎
ステイゴールド産駒
函館記念
函館W良
66.4-51.6-38.0-12.6
前走鳴尾記念でもトップ評価しましたが、今回の追い切りを見てもいい馬だなあと感じることができる素材です。
柔らかいことはもちろんですが、脚がムチのようにしなる・・というかバネのある使い方をしますね。語彙力が足りません・・
銭形が浮いて状態は高い位置でキープ出来ています。筋肉も良く発達している。
前走勝ったことからも、内面が充実しているようですね。
脚回りがドシっとしていることからも洋芝対応はできます。
今回はしっかり前に壁を作って、直線で差し切る挙動が必要です。
溜める競馬ができるのでたぶん武も逃げにはこだわらないはず。
函館記念2017 サトノアレス 馬体 追い切り
サトノアレス
藤沢厩舎
ディープインパクト産駒
母父デインヒル
函館記念
函館芝良
70.6-53.6-39.4-12.6
やはり本質的に「硬い」ので長く良い脚というのは使えない不器用なタイプで、前走はこの馬向きの流れになったし、対照的に流れた皐月やスプリングSは対応できなかった。
筋肉量豊富で爆発的な脚が使える点は魅力的ですが、全ては展開次第。
今回は大きく緩むような展開は期待しづらい点からもなかなか対応に苦しむのではないでしょうか。
また、脚がスラっと長くなった印象ですが距離の延長はどうでしょう。
状態面ですが、筋肉のハリ感は抜群で締まりも確認できる。
追い切りでも前述したような硬さはありますが、それは持ったものなのであまり気にする必要はない。
スーパームーンをしっかり差し切るあたり状態は良いでしょう。
皐月賞
馬体
前走スプリングステークスは
1仕上がっていなかったこと
2出遅れたこと
3刻まれたラップが大きく適正を外していたこと
この3点を考慮すれば妥当な4着であったと思います。
とにかく瞬発力特化タイプなので、中山であればラスト2ハロンが最速になるようなレース展開が欲しいですね。
ちょっと前走は道中が忙しすぎてキレよりも持続力が問われるような展開だったのが痛かった。
今回は馬体も大きく上昇し、かなり良い状態で出走できそうです。
一週前追い切り
美浦 南W 良 並走
68.1-51.9-38.5-13.4
相変わらずの頭の高い走りです。
やはり速いペースで入ると終いは落ちますね。
最終追い切り
美浦 南W 重 並走
68.6-52.5-39.1-12.6
重なってほとんど見えません。
しっかり並走してゴール板です。