クイーンステークス2017 傾向
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クイーンステークス 傾向
札幌競馬場開幕週
洋芝の小回り1800メートル戦
他レースと比べると、あまり内外での大きな差は無い。
コースのイメージからは先行でうまく立ち回れる実力馬が固く浮上してこれる設定。
対照的に芝にフィットした差し馬が穴をあけるレースであり、幅広くチャンスのあるレース。
レース展開は毎年バラバラ。出走馬の脚質バランスをしっかり確認して展開の予想は立てたほうが良い。
とは言え札幌の小回りコースなので始動は早い。
しっかり捲ってスピードロスのないタイプかつ、持続的な脚が使えるタイプを狙いたい。
データ参照サイト
まとめ
・洋芝適正
・持続的な脚が使える
・内枠有利も外でも大きなロスは無い
・しっかり自身の脚で差し込める脚質
中京記念2017 馬体・追い切り グランシルク等人気どころが順当な動き
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中京記念 馬体・追い切りチェック
アスカビレン
栗東坂路不良
51.1-37.3-24.7-12.4
馬体は前走比で落ちるが、それでも良いデキ。
追い切りは軸があってブレなくスマート。
ウインガニオン
銭型浮いて体調〇
やや首高いもののしっかり前駆を出して走っている。
半面後躯は硬い。
グァンチャーレ
栗東坂路不良
52.1-37.7-24.3-12.1
軽さがあって跳べている。
連動性があって柔らかい動き。
グランシルク
美浦南W良
67.0-52.9-39.5-13.4
毛艶良く研ぎ澄まされた状態の馬体。
後躯がかなり柔らかくすばらしい筋肉の持ち主だが前の出が悪い。残念。
ケントオー
栗東坂路不良
54.7-40.1-26.1-12.8
単走で軽めの調整。
若干頭高くバランス悪い。
サンライズメジャー
栗東坂路不良
57.0-41.3-26.5-12.5
軽さはあるものの軸が崩れバランスが悪い。
ダノンリバティ
栗東坂路不良
50.5-37.2-24.8-12.8
筋肉隆々で馬体は素晴らしいの一言。
若干硬さはあるものの地面をしっかり蹴り上げる。
音無流の追い切りでバテずに走り切れている点は〇
トウショウピスト
栗東坂路不良
54.5-39.3-25.1-12.5
単走で軽めの設定。
追われてないものの硬さは見える。
ピークトラム
栗東CW不良
84.5-67.6-52.8-39.1-12.1
後躯はしっかり蹴り込めていていい。
追われれば全体を使って走れそうな雰囲気。
ブラックムーン
栗東CW不良
71.7-53.6-38.5-11.9
全体が柔らかく収縮性高い造り。
馬体に関してはまだ良化途上。
マイネルアウラート
美浦南W良
70.2-54.6-39.7-12.8
程よい収縮性。馬体も素晴らしい。
レッドレイヴン
美浦南芝良
52.5-38.0-12.0
単走で併せ馬。ほとんど見えない。
ワンアンドオンリー
栗東CW不良
50.9-37.5-12.1
やや頭が高いが連動性があって良い。
抜群ではないものの全体的な柔らかさはある状態。
状態評価
5.0
ナシ
4.5
グランシルク
ダノンリバティ
マイネルアウラート
4.0
アスカビレン
グァンチャーレ
ピークトラム
ブラックムーン
ワンアンドオンリー
3.5
ウインガニオン
3.0
ケントオー
サンライズメジャー
トウショウピスト
結局人気どころを上位評価してしまいました。
最上位評価ではないものの、追い切り見てオッと思った馬はこの馬。
傾向はコチラ
中京記念ウインガニオン 前走完勝も今回は展開向かず苦しい競馬か
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ウインガニオン
西園厩舎
ステイゴールド産駒
母父ポリッシュネイビー
中京記念
単純に経歴を見ていると暖かい時期に走りやすい馬なのかなと感じさせますね。
今回も連勝して初の重賞チャレンジです。
前走パラダイスステークスでは、スタート直後押してハナを奪取。
道中も極端に緩ませることなくしっかりペースをキープして直線入り。
そこから直線も垂れることなく突き抜ける動きで完勝。
このレースを見る限りだとかなりタフな馬で、57キロを背負ってこの走りなら今回のメンバーでも勝ち負けできるポテンシャルはありそうだなと感じます。
ただひとつ懸念するのは、今回のレースは逃げ馬には厳しいコース設定だということ。
たぶん前走の好走からしても距離は伸びないほうがいいタイプで1400ベストなのでは?
馬体
造り的にはマイルでも対応できそうな感じはありますね。
脚がそこまで長くないのでギリギリマイルかなあという印象。
繋ぎの部分が長く繊細なので馬場は軽いほうが合う可能性が高い。
やや腹回りに余裕がある感じですが銭型が浮いていて体調の良さは感じさせますし、なにより連勝しての参戦ですから内面が充実しているタイミングでしょう。
最終追い切り
栗東坂路不良
52.9-37.5-24.6-12.4
単走でやや強く追われる形。
頭が高く少しバタバタする動きがあるものの前を精一杯に伸ばして推進力に替えています。
対照的に後ろの蹴り返しは弱く硬さがある印象。
重い馬場対応ができない造りですが、上りの速い競馬は向かない印象。
しっかり自身で脚を使って全体のペースが上がるように仕組む必要がありますね。
ただそうなるとレース傾向からは展開の恩恵は受けませんのでなかなか苦しいポジションになりそうです。
状態もすこぶる良い!という印象は受けませんのでちょっと勝ち切るイメージまでは持てない。
レース傾向
中京記念アスカビレン 休み明けも状態は上々。レース傾向に合った溜める競馬を。
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アスカビレン
中尾厩舎
ブラックタイド産駒
母父スウェプトオーバーヴード
中京記念
前走の振り返り
前走ヴィクトリアマイルでは本来の動きとは違って、割と促して前に取り付き3番手でレースを進める形を取る。
そこまで速い展開ではなかったものの、見ている感じだと最終コーナーではすでに苦しくなっているようで直線では進路を取るも全く伸びず13着。
馬体を見ても明らかな瞬発型で、なぜ一線級が揃う舞台でわざわざいつもと違う先行手を打ったのかは理解に苦しみますが凡走の原因はここにあると思います。
追い切りはかなり良かったし状態面は問題なかったので、レベルの違いはあるにせよ前走は度外視で良いでしょう。
馬体
休み明けではあるもののそこまでの緩さは感じられません。
さすがに100パーセントのデキではないですが、トモを中心に筋肉のハリを持ってレースに出走することが出来そうです。ただ前走比で見るとやや落ちる。
前述したように瞬発力タイプですので外差しが決まれば浮上するチャンスはあります。
あとは陣営がどういう競馬を指示するか。
今回も引き続き先行を取るのであればなかなか難しい競馬になりそうです。
レース傾向的にも外差しが決まる舞台なので、しっかり脚を溜める競馬を。
最終追い切り
栗東坂路不良
51.1-37.3-24.7-12.4
単走でやや強めの追い切り。
かなり連動性高く進めており、前駆も柔らかく使えています。
タイプとは違ってスマートな走りをする馬でブレが少なくスイスイ進んできます。
時計も優秀で、きれいな加速ラップ。
レース傾向