【キーンランドカップ】追い切りチェック2016

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こんにちはよもうま (@yomouma) | Twitterです。

甲子園が終わると夏が終わった気がしてしまいます。北海準優勝おめでとう!相手を敬いガッツポーズをしない、雄叫びを上げない。勝ちが決まりそうな場面でもベンチからは落ち着いていこうのジェスチャー。味方がエラーしても「大丈夫」との表情。校歌を歌い終わったあとに相手ベンチに一礼するキャプテン。とにかく清々しいチームだった。来年も頑張れと言いたいところだけど、母校の甲子園が見たい!そんな複雑な心境です(笑)

 

 キーンランドカップ 2016 最終追い切り

アクティブミノル 北出


函館 W 稍重 単走
7.6-55.0-39.5-12.8

前駆と後駆で跳ねるような脚捌き。
馬体写真ではあまり評価できませんでしたが、状態は上向きでしょう。馬体も仕上がっています。
走法的には斤量負担が重く響くタイプでギアが上がりきらない可能性が高いです。
前走もそれで直線止まっていますし、そこから2キロ増の58キロであればしっかり逃げ切る覚悟が必要。
それでもたぶん逃げないというのが陣営の方向性。

 

エポワス 藤沢

札幌 芝 良 併走
82.3-66.7-52.7-38.5-12.8
デムーロが併せています。先週のロサギガンティアと同様で前に馬を置いて差し切るタイミングを伺う形。
先週の反省から、この内容だと本気度は高いのかなと思います。状態も良いです。
またデムーロも今回は藤沢の馬で勝ちきる意識が高いレースです。先週無理な競馬をして沈ませているので。

 

オデュッセウス 手塚


札幌 芝 良 単走
67.1-51.7-36.7-12.4

全身をバネのように使って走る挙動が感じ取れます。この手のタイプは硬い洋芝で弾けることができます。
ただ満点の競馬をするのであれば溜めて伸ばす競馬をしたい。そうなると今回の舞台は届きません。
状態が良いだけに惜しいですね。

 

サドンストーム 西浦


函館 W 稍重 単走
69.9-53.1-38.7-12.6

身体を一生懸命使って伸ばそうとする挙動があり、走る意欲は素晴らしいです。
ですがまだ馬体がついてこない印象です。軸にも少しブレがあり推進力が逃げています。

 

セカンドテーブル 崎山


札幌 D 良 単走
70.2-54.0-39.6-12.1

操縦性に難がありコーナー加速が見込めないスタイル。
これでも前走札幌で3着なのですね。道中のスピードについていければ再現も可能といったところでしょうか。
ムチ入れでしっかり加速。状態は良いです。

 

ソルヴェイグ 鮫島

 

札幌 芝 良 単走
67.2-51.4-37.4-12.7
馬体写真で完璧だと感じたのがこのソルヴェイグです。
そのイメージ補正があるのも否定できませんが、状態はかなり高いところでキープできているようです。
前走は併走馬を意識しながら仕掛けるタイミングを調整していましたが、今回は馬のリズムで気持ち良く走らせています。
まさに仕上がっているサインですし、特に追ったときの反応は素晴らしいです。

 

ナックビーナス 杉浦


函館 芝 稍重 併走
66.2-50.2-36.3-12.5
初見ですがこの馬もかなり素質がありますね。しっかりとした筋肉のつき方をしておりハリも抜群です。
しっかり追っている併走馬を馬なりのままかわす力があり、休み明けでもしっかり乗り込まれていることがわかる状態の良さです。
ダートを走ってはいますが後駆のケリで進むタイプの為、上がりは速い展開のほうが向くのかな、といった懸念はあります。

 

ファントムロード 堀


函館 W 稍重 併走
67.9-52.9-38.6-12.7
先週から堀厩舎は嫌いです(笑)
堀厩舎流の終いを伸ばすスタイルでした。
馬体のハリも上々。柔らかい走法でスっと伸びる姿が確認できます。
少しゆったりしているところがあるのでので札幌の直線は合わないか。

 

フランボヌール 中竹


札幌 D 良 単走
65.5-51.1-38.0-12.3
NHKマイル振りのレースです。
非常にスピード感のある動きで状態は良い。状態が良い馬多数ですわ(笑)
相手比較だと少し身体の細さが気になりますが。
パワー質よりもスっと弾けれる舞台のほうが合いそうな感じはあります。

 

ホッコーサラスター 飯田


札幌 芝 良 単走
64.9-50.8-36.9-12.0
頭が高いものの脚元の動きは軽快でまさに洋芝巧者といった走法。
今週の芝ではかなり良い時計でもありこちらも状態の良さが感じ取れます。

 

レッツゴードンキ 梅田


札幌 芝 良 単走
67.4-51.0-36.2-11.8
馬体チェックでは太いと書きましたが、前走との追い切り比較でみるとこの馬体でも走れる雰囲気があります。
外のキレイな芝を通ったとしてもなかなかの時計です。
ある程度終いを伸ばすスタイルに転向している分、適正値ダウンですが札幌の芝自体はフィットするでしょうし、勝ち負けまではいかなくとも浮上はするものと考えて間違いないでしょう。

 

オメガヴェンデッタ 安田

 

札幌 芝 良 並走

69.2-53.0-37.8-12.1

追い切りはいつも良く見せるタイプで、筋肉のハリは今回も申し分無いです。

脚元が硬いので洋芝適性値は高いですが、キレる脚ではないので、もう少し距離を伸ばしたほうが活躍できる舞台は広がるイメージ。1200は少し忙しすぎる。

 

サトノルパン 村山

 

札幌 D 良 並走

52.6-39.1-12.3

休み明けですが、前駆の動きは非常にパワフルで、かつディープ産駒らしい跳びのある走方。適正値は疑問なので、外から差し切れる展開の後押しが欲しいです。

 

追い切り評価


【5.0】

 

【4.5】
ソルヴェイグ

 

【4.0】
オデュッセウス

ナックビーナス

 

【3.5】
ホッコーサラスター

レッツゴードンキ

サトノルパン

 

【3.0】
セカンドテーブル

エポワス

オメガヴェンデッタ

 

 

全体的に状態のいい馬多数です。かなり難解なレースですね。適正値勝負のレースです。

少し差をつけるために追い切り評価を辛く設定しています。

 

 

新潟2歳ステークス追い切り