【毎日王冠】馬体・追い切りチェック2016
内枠×先行が断然有利なレース。
道中もある程度緩み、直線に入った時に後方ポジションだと差し切れないというのがポイント。
レースデータ引用先
毎日王冠 追い切り 馬体チェック
更新①5頭の馬体チェック更新
更新②ダノンシャークの馬体について追加
更新③出走馬7頭の最終追い切りを追加
更新④ロゴタイプ、リアルスティールの最終追い切りを追加
更新⑤全頭追い切りチェック完了
ウインフルブルーム 宮本
栗東 坂路 稍重 単走
55.0-40.1-26.3-13.4
非常に調整的な追い切りです。
ただ中間を意欲的に消化しているので全く問題はありません。
最後若干頭が上がってきたところはマイナスで終いのまとめ方としては不満。
クラレント 橋口
栗東 坂路 稍重 単走
53.2-38.8-25.6-12.6
終いにかけてややフラつきはあるものの、単走で馬なりのままキレイな加速ラップを刻めている感じだと状態は良いと判断出来ます。
中間も非常に負荷をかけてきていますね。本気度は高い。
ロゴタイプ 田中
【馬体】まだまだ余裕のある馬体。
ここから最終の追い切りを迎えても締まりきることは考えにくいです。
展開を考えても上がりの速さで対応出来ない可能性高く難しい競馬に。
美浦 南W 良 単走
83.6-67.6-52.6-38.3-12.7
勝った前走比較で見ても調整的な内容だった安田記念に対し、今回はしっかり負荷をかける動きで仕上がり途上。
前駆のボリュームも少し弱い。
動き自体は良く映りますのでそれなりの競馬はできる状態にありますが大きな適正も無いので勝ち切るには積極的な競馬が必須。
ただ状態面から考えてそのような競馬をすることは考えにくいです。
リアルスティール 矢作
【馬体】休み明けでもかなり状態は良さそうです。
太め感も無く筋肉もハリがあり勝ち負けできる馬体。
栗東 坂路 稍重 並走
51.5-37.4-24.5-12.2
いつも追い切りではしっかり動くタイプの馬です。
全体を使ったパワフルな動きで進めており状態は良いでしょう。
ムチを入れて終いまで伸ばす形で負荷をかけている。
兄弟を見てもわかるようにパワー質に特化したスタイルの馬で基本的には東京適正値は低めの設定。
前走も浮上できなかったように上がりのスピード値は高くないので馬場が重くなるようなフォローが欲しいです。
→回避
まず大前提としてこの馬には東京直線で速い上がりを出す脚を持っていません。過去33秒台で走ったことがない。
前走安田記念はそれをフォローする為に前目で競馬したのですが惨敗。海外帰りだったとしても追い切りは動けており状態は悪く無かった。
馬体を見ても中山阪神のほうが直線は浮上できる造りで坂路の動きを見ても明らか。
という点からも開幕週の東京は難しいと思っていましたが結局回避。
難しいのは天秋も同様です。更にこの最終追い切りの動きを見せたあとに回避となると内面がついてきていない可能性が大で、中2週の天秋で改善するとは思えません。
一応次走に向けてのメモです。
ダノンシャーク 大久保
完璧では無いもののそれに近いレベルの仕上がりです。表面上の衰えは感じません。
ズブくなってからの近走は終いにかける競馬に徹して結果を出しているように道中を動かし過ぎると伸びを欠いてしまう懸念があります。
今レースにおいてはある程度のポジションにいないと届かないというのがセオリー。
栗東 坂路 稍重 並走
53.0-39.3-25.3-12.7
少しチグハグな内容でスムーズさに欠ける追い切り内容。
動き自体は躍動感があって良いものの、仕上がっている時と比べると少し物足りなさも感じます。
アンビシャス 音無
【馬体】いくらかドッシリとして完成されて来た感のある馬体。
状態面は若干緩さはあるものの申し分無く成長分を加味すれば春よりも期待できる造り。
走法と馬体から考慮しても今回のレースはベストの条件。
栗東 坂路 稍重 並走
52.8-39.1-25.9-13.3
馬なりのままこの馬らしい大きなフットワークで坂を登ってきます。
意外としっかり仕上げてきている印象。
入りが13.7でその後もリズムよく伸びており追い切り内容としては申し分ないです。
脚質が昨年と異なり前目で競馬できるようになっているのはプラス。
ステファノス 藤原
【馬体】こちらも完成された馬体で筋肉の凹凸がはっきり出てきた印象です。
ここまで変化があると適正も変わってきそうですが、過去レースから考えると東京がベストなのでしょうね。
状態は良いですが、パターンとしてはここは見送りでしょう。差し切れない競馬です。
栗東 CW 稍重 並走
68.3-52.7-38.3-11.9
追い切りの動き自体は悪くないですね。しっかり弾けれそうな挙動です。
やはりポテンシャルの底上げはあった印象。強いです。
川田も感触を確かめており本番へ向けて良いステップにしたいレース。
ここまで大きな負荷はかかってないのでやはり調教レースでしょう。終いを伸ばしてどこまで浮上できるかがポイント。
ディサイファ 小島
【馬体】割としっかり作られて来たイメージ。
それでもまだ上積みは見込める状況で、もう一段階状態は上がれるでしょう。
若干加齢の影響はありそうでフレッシュさには欠けます。
以前ほどの速い脚は難しいので展開のフォローは欲しい。
美浦 南W 良 単走
53.2-38.1-25.0-12.5
本数は少ないものの強く追われてきた中間を経て最終も外を回すなど意欲的な姿を見ることができます。
前駆を大きく使い騎手のサインにもしっかり応える内面状態。かなり良い雰囲気で出走できそうです。
道中脚を使っても速い上がりを出せる強みがあるので開幕週の毎日王冠を好走できている実績は納得。
ヒストリカル 音無
栗東 坂路 稍重 並走
53.8-39.2-25.8-12.9
脚の動きのわりに推進力が弱いですね。
入りも遅いですし、最終的には並走馬にかわされてしまいます。
中間も入念に乗り込まれていたようには思えず、乗り変わりで横典だと勝負度合いは低いです。
マイネルミラノ 相沢
美浦 南W 稍重 単走
70.3-54.5-39.9-12.8
エプソムカップ時点で仕上がっており、そこから函館、新潟とステップを踏み今回の毎日王冠。
ちょっとピークはさすがに過ぎた印象ですが、追い切り自体はとても良いです。かなりタフな馬ですね。
過去比較で見ても全く見劣りしません。内面が高い位置でキープ出来ているので大きく崩れることは無い。
ルージュバック 大竹
美浦 南W 良 並走
51.7-36.9-12.4
少し離れたところから内を通って並走馬と並びます。そこから伸びる訳ですが、いつものようなキレは見せません。
しっかり追われている割には時計も過去比較で下がる。
少し頭も高く重そうな雰囲気があります。
中間2本と少なめですが、外厩で仕上げてきているのでその点については問題は無いでしょうがそれでも映像からは状態は今ひとつかなといった印象。
それでもストライド大きい走法で東京適正は高いのでこの馬なりに形は残せるでしょう。
ロサギガンティア 藤沢
美浦 南W 良 並走
52.7-37.9-12.5
終始並走馬と重なる形で判断が難しい状況です。行きっぷりの良さは感じますね。
前走積極的な競馬をしたのでその修正は欲しい。それが追い切りには表れています。
個人的には基本1400の馬だと思っているので少し長いイメージ。
ロンギングダンサー 勢司
美浦 南P 良 並走
83.0-67.0-52.3-38.0-12.0
追われてからしっかりギアを上げて力強く走りますね。状態は良いです。
少し脚質がハマらない可能性がありますが、上がりの面ではスピードを持っているので道中のアプローチ次第では可能性はあるかなと感じます。
追い切り評価
5.0
4.5
アンビシャス
4.0
マイネルミラノ
ディサイファ
3.5
クラレント
ロンギングダンサー
→脚質が後ろ過ぎる為割引
3.0
ステファノス
→勝負度合い高ければもっと評価できる
ルージュバック
→状態イマイチも適正高め
ロサギガンティア
今回、少し新たな試みとしてKLANで予想印を公開したいと思います。
京都大賞典 追い切り・馬体チェック
今回の参照サイト
【コース適正&過去レース】
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【馬体写真】
【追い切り映像】