【秋華賞】追い切り・馬体チェック2016
レースデータ引用先
秋華賞 追い切り 馬体チェック
更新①一週前の追い切りを8頭分更新
更新②10頭の馬体評価を更新
更新③全頭追い切りチェック終了しました
ヴィブロス 友道
【一週前】
栗東 坂路 稍重 並走
53.6-38.9-25.6-13.2
強く追われるもののあまり大きなフットワークは見せず坂路では評価しづらい一頭。
時計的にも低調で、最後は脚が上がる形。
入りもそこまで速くなかったので最後まで伸びて欲しかった。
【馬体】
美しいシルエットですね。大魔神の馬は基本的に優等生タイプの馬体です(笑)
一週前の追い切りは微妙でしたが、馬体から感じる状態の良さは抜群です。
身体の造りから考えるとここに来てベストの舞台。良い意味で過去比較は参考にならない馬です。
【最終】
栗東 坂路 良 単走
54.0-39.7-25.8-13.0
先週よりもリズム良く跳んでいて、前駆も前に出しながら柔らかいストライドで走れています。
馬体から感じる状態の良さと最終の動きがリンクしており素晴らしい。
輸送をクリアできれば有力。パドックで注意したい馬。
ウインファビラス 畠山
【一週前】
美浦 南W 良 並走
81.7-67.0-52.9-39.5-12.9
ある程度馬体は評価できるレベルにありますが、ズブさがあるステゴ産駒で並走馬とスピード値の差が出てしまっています。
捲れるなら...とも思いますが、コーナー加速も出来ていない様子でちょっと状態云々の前に秋華賞の舞台は微妙。
【最終】
美浦 南W 良 並走
69.0-53.3-38.7-12.9
先週よりもキレを見せていますが時計は変わらずです。並走馬が動かなくなって相対的に良く見えただけ...といった感じ。
クロコスミア 西浦
【一週前】
栗東 坂路 稍重 並走
55.3-40.4-26.0-12.8
ローズステークスの追い切り映像が無いのが残念。
前走が万全の状態だったと推測すると今回はその状態をどれだけキープできるかがポイント。
一週前は馬なり調整。それでも馬自身は意欲的にギアを上げにいってる状態で精神的には充実しているタイミング。
【馬体】
良い意味でステゴ産駒ぽくない馬体。
京都向きのスマートな走りが出来る造りです。
状態はしっかりキープ出来ていますね。前走までパッとしなかった馬ですが普通に勝ち負けできる存在です。完成度も高い。
【最終】
栗東 坂路 良 単走
56.3-40.8-26.4-13.2
難しい判断です。動きにバラつきがあります。
大きく状態を崩すことは無いでしょうが最終単体で見ると評価は上がらない。
ゲッカコウ 高橋義
美浦 南W 良 単走
83.5-66.8-52.4-38.7-13.4
しっかり追われても求められるトップスピードには及ばない。
頭も高くポテンシャルの高さは感じません。
【最終】
美浦 南W 良 単走
74.5-58.2-42.7-14.4
調整的な内容も自身の意思でギアを上げる動き。状態は良い。
ジュエラー 藤岡
【一週前】
栗東 坂路 稍重 並走
54.8-40.1-25.9-12.9
少しバタついてしまうところもありますが追われてからはこの馬らしい加速を見せています。
前走は負けてしまいましたが状態は上々でした。
復帰戦にして少しリズムの狂うレース運びとなったことが伸びきれなかった原因。
怪我の影響は今回の追い切りを見ても感じないし、最終で更に良化する点も踏まえると頭1つ抜けているイメージ。
【馬体】
叩かれて良化していることは間違いないのですが、個人的には筋肉がもっと浮き出るような姿を期待していました。
阪神ベターな馬かなあと思わせる脚回り。
【最終】
栗東 P 良 並走
62.2-48.1-35.2-11.2
いい動きです。しっかり体勢は整いました。
硬さのあるストライドで自在性は効かないかなあというのが個人的なジュエラーに持っている印象です。
前目で競馬をするなら弾けないし、この馬の良さを活かす為に終いにかけていると差し切れないといったもどかしさのある馬。
柔らかみが無いので好位からスッというのは難しいでしょう。
状態の良さがどれだけ結果に結びつくか。
ダイワドレッサー 鹿戸
【一週前】
美浦 南W 良 並走
69.3-52.9-38.9-13.1
牡馬相手に好走した前走と比較しても全く遜色の無い仕上がり。
今回は前目から仕事をした前走が必ず活きてくるコース設定だし京都の芝の方が適正値高くフィットする可能性が高いです。
何より馬体面、フットワーク共に魅力的に映る追い切りでした。
【馬体】
表面上の評価としては、まだまだ余裕のある馬体ということです。
一週前の動き自体は軽やかだったので、ここから締まってくれば万全といったところでしょうか。
【最終】
美浦 南W 良 並走
55.3-40.9-13.3
調整的な軽い内容で並走。
ちょっと余裕のある馬体を見た後なので負荷をかけてほしいタイミングでしたが。
陣営としては出来上がっているという判断でしょうね。
ビッシュ 鹿戸
【一週前】
美浦 南W 良 並走
54.0-38.9-13.2
前駆を目一杯に使ったパワフルな走法で状態の良さが窺えます。
身体も大きく見せており成長具合も魅力的。
ただ前走は適正的にベストの舞台だった印象で今回のコース替わりで若干ポテンシャルを発揮しにくい環境になる可能性はある。
【馬体】
ちょっと訂正ですね。
横姿を見る感じだとコース替わりでも全く問題ない造りです。
非常に柔らかみのある脚回りで筋肉のハリも良いです。完成度の高い馬体。
ただ個人的にはまだ良化できると思っています。現時点で悪いというニュアンスでは無いです。
【最終】
美浦 南W 良 並走
68.3-52.9-39.3-13.4
もっと負荷をかけても良いと思うのですが厩舎的には万全なのでしょうね。鹿戸厩舎の特徴でもあります。
状態をキープさせるような動きで大きく良化ということはなさそうですが、元々のポテンシャルを考えればそう多くの上積みを求める必要も無いでしょう。
フロンテアクイーン 国枝
【一週前】
美浦 南W 良 並走
84.4-67.8-52.1-38.5-13.1
前走紫苑ステークス時はまだ重さが残っていましたが、今回はすっきり見せていて馬なりのまま並走馬を突き放す動きを披露しています。
相当な上積みがあるでしょうね。
馬体も非常に良く見せています。
【馬体】
蹴り返しの強そうな柔らかい脚回りです。
筋肉質で全体のシルエットも完成されています。
まだ余裕があるので最終で負荷がかかればなお良いです。
【最終】
栗東 CW 良 並走
99.8-83.3-67.8-52.9-38.8-12.8
行きたがるところを抑えています。闘争心強く内面も充実。
表面上の馬体も悪くない。
パールコード 中内田
【馬体】
筋肉質な大型馬で跳びの大きい馬。
まさに東京タイプで、内回りはこなすのが難しいでしょう。
柔らかさも弱くスッと抜け出せるタイプでもないです。
状態は良く映りますが適正面を改善したい。
【最終】
栗東 芝 良 単走
65.4-50.6-36.3-11.6
芝で割と動かしてきてます。
中間も本数多めですが、最終が芝となると状態は上がってきてないのかなという印象を受ける。
レッドアヴァンセ 音無
【馬体】
前走時でかなり状態は良かった馬です。
ただそれだけにピタっと止まったことが気がかりです。
造りとしては柔らかみのある馬体で、そこに良質な筋肉のハリが見られ状態はキープ出来ている。
スッと伸ばす分には良いのでコース替わりはかなりプラスに働くと見ています。
【最終】
栗東 坂路 良 並走
53.4-39.5-25.5-12.6
速いペースで来てそこから仕掛けられて更に伸びる内容。確実に状態はピークを迎えている。
エンジェルフェイス 藤原
【馬体】
前走は直線入っても追われずという藤原厩舎流の調教レースで度外視出来る内容。
非常に筋肉質で完成度の高いキンカメ産駒です。
状態も抜群で叩いた効果が期待されますし、コース適性も高め。
【最終】
栗東 CW 良 単走
83.5-68.1-53.5-39.3-12.3
ゆっくりと外を回っています。
軽く仕掛けられる程度の動きで仕上がりは完了している追い切りでした。
デンコウアンジュ 荒川
【馬体】
パワー質と見せかけて脚回りは細いといった造り。やはり東京ベターかとは思いますが小回りも対応できる。
前走時の追い切りは良かったですが、あまり大きく良化しているようには見えない。
【最終】
栗東 P 良 単走
64.9-50.3-37.0-11.4
状態は良いです。しっかり動けている。
ただ個人的にはポテンシャルをフルに発揮できる馬体&走法ではないかなあというイメージです。
カイザーバル 角井
【馬体】
前走仕上げの馬でその際に評価した一頭。
京都替わりはあまりプラスに働かないタイプで状態のピークも若干過ぎている印象。
最終の追い切りを見てからですね。
【最終】
栗東 CW 良 単走
52.4-38.6-12.2
仕上がりの完了を表す追い切りでした。
前走時からある程度ピークを迎えているので問題ない。
割と本数もこなしており角井厩舎の王道調整。
ミエノサクシード 高橋亮
【馬体】
ボリューム感のある牝馬らしからぬ風格。
状態もかなり良さそうですが、京都小回りでの好走は期待しにくいタイプで、やはり勝ち上がって来た阪神コースで最もポテンシャルを発揮することが出来る造りです。
今回は静観のタイミングですが、力のある馬であることは覚えておきたいですね。
【最終】
栗東 CW 良 単走
87.1-70.2-54.4-39.9-12.1
調整的でも馬自身はあまり前向きには走れていない。惰性で進んでいます。
ネオヴェルザンディ 鹿戸
【最終】
美浦 坂路 良 並走
52.6-38.2,-24.8-12.4
軸を持って前駆を力強く使っています。
馬なりでも高い意識で走れている点は良いです。
過去レースを見る感じだと硬さのあるタイプで展開のフォローは欲しいタイプ
フロムマイハート 宮本
栗東 坂路 良 単走
57.5-42.3-28.1-14.1
単走で非常にゆったりとした追い切り。
前走時にあまり強さを感じない馬体だったところで最終の動きも調整的なものでしたのでここにつながる評価はありません。
→除外
キンショーユキヒメ 中村
【最終】
栗東 CW 良 単走
54.6-38.8-12.0
頭高く身体も若干重そう。
パーシーズベスト 石坂
【最終】
栗東 坂路 良 並走
53.8-39.8-26.3-13.2
馬込みの時間帯で並走。
非常に大きなフットワークで走れており状態は良いです。
ただ中間含めて理想の調整では無い印象。
ワンダーピルエット 小崎
栗東 坂路 良 単走
53.8-38.6-24.9-12.5
連闘からのG1というのはローテ的には評価しずらい。
追い切り評価
5.0
4.5
ヴィブロス
→輸送クリアが課題。当日次第で評価は下がる
レッドアヴァンセ
4.0
ビッシュ
フロンテアクイーン
3.5
ジュエラー
→状態は抜群。適正値負けで評価ダウン
ダイワドレッサー
カイザーバル
3.0
ネオヴェルザンディ
エンジェルフェイス
クロコスミア
結論は時間があれば記載します。
今回の参照サイト
【コース適正&過去レース】
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【馬体写真】
【追い切り映像】