【ジャパンカップ】追い切り調教・馬体チェック2016
こんにちは。よもうまです。
まずはじめにマイルCSの課金ブログを購読して下さったみなさんありがとうございます。結果は...でしたがこれをしっかり反省して次に繋げたいと思います。ガンバリマス。
今週はジャパンカップです。
過去好走馬を見てみると足周りの柔らかい馬が多いですね。東京ですからその点は基本材料。
あとは展開でしょうか。ここが鍵ですね。
ジャパンカップ 追い切り調教 馬体チェック
ゴールドアクター 中川
【馬体】
中山阪神のパワー馬場でこそといったイメージですが、馬体の造り的にはキレる脚も持ち合わせているオールマイティな一流馬です。
できればハイペースからの持続勝負のほうが好走確率は高い。
ちょっとゴロンとした丸みが出てきているのが今年の印象です。それが良いか悪いかはひとまず置いといたとしても、去年はもっとスマートな馬体でした。
目標は有馬でしょうし、現時点でもハリは出てきて良化しているもののまだまだピークは先でしょう。
【最終】
美浦 南W 重 並走
85.9-69.8-54.7-40.3-12.9
少し意気込みが強すぎる面もありますが、動き自体はとても良いです。
柔らかく全体を使って、かつキレのある動き。
1週前がハードな内容だったので、馬体写真時よりも絞れてきている雰囲気はあります。
ディーマジェスティ 二ノ宮
【馬体】
ここを選択するだけあって疲労感を全く感じさせないゴリゴリの馬体をキープしています。
状態は相当良いです。
この完成度の高さで55キロ背負えるのですから相当有利になってきますよね。
ダービーで示している通り東京馬場は全く問題ない。また持続勝負で長い脚を見せつけたいタイプですので基本的には合うのがこの舞台です。あまりスローにならないのであれば勝ち負けでしょう。
【最終】
美浦 南W 重 単走
67.8-52.0-37.9-13.0
菊花賞時よりは明らかに低下しています。
もう少し弾けるような挙動があるのですが、今回は動きに硬さがあります。
馬体は良く見えたので、馬場のせいかなとも思いますが、そこまで馬場に影響されるような造りでもないので若干の疲労があるのかもしれませんね。
キタサンブラック 清水
【馬体】
実際なぜ逃してるのかがわからない程にキレる脚を持っているのがこの馬です。
心肺のレベルの高さで今の競馬ができているのでしょうね。
なので、アプローチ次第では東京の軽い馬場でも対応できる。仮にペースが速くなったり馬場が重くなっても脚質で補えるのが強み。
状態は研ぎ澄まされてますね〜。究極の状態です。
【最終】
栗東 CW 重 並走
85.0-69.1-54.0-39.3-12.0
今週は動かすだけの軽いメニュー。
ここまで緩い最終追い切りが最近は無かったのですが、馬体が完成されていることからも仕上がりを示すサインと見て問題無いです。
追わずとも終いも伸びているし充実。
サウンズオブアース 藤岡
【馬体】
万能型のシルエット。
ただこのクラスになると勝ち負けするには決め手にかける印象。良くも悪くも特徴が薄い。
現状、筋肉のハリは申し分ないのですが、やはりピーク時からは程遠い。
【最終】
栗東 CW 重 並走
97.2-81.2-66.2-51.9-38.2-12.7
並走馬が並びかけてきたタイミングでサラッと伸びる感じ、状態はかなり良い。
ラストインパクト 角井
【馬体】
前走時は少し多すぎる中間の追い切りをこなしましたが、レースでは見せ場なく...という流れでした。角井厩舎がなんとか闘争心を復活させようと試行錯誤している結果が中間の本数に表れたのだと予想します。
今回の馬体を見ても絞り込みすぎています。
【最終】
栗東 坂路 重 単走
52.6-37.6-24.5-12.5
割といい動きしてますね。集中力も高い。
ただあの馬体を見た後だと評価はしずらい。
角井厩舎だけに立て直す可能性は否定できませんが...ちょっと今回は静観したいタイミング。
シュヴァルグラン 友道
【馬体】
前走はまだまだ余力残しの状態でしたが、それで勝ち切ってしまうのですからポテンシャルは相当なものです。
胴長ですが、脚を見る感じだと溜めて弾ける競馬が良い。
叩いて良化している感じは正直しないのですが、1週間あれば間に合うレベルです。
【最終】
栗東 CW 重 並走
84.2-68.6-53.8-39.7-12.4
抑えながら並走する形。相手の方がその後の脚色が良く突き抜けられる。
こういう追い切りは嫌いですね...内面を充実させるなら最後はしっかり突き放さなくてはなりません。
ただいつも通りの追い切り内容なんですよね。
身体は良く見せていますのでピークまではいかずともそれなりの状態で出走できる。
目標は有馬でしょうか。
リアルスティール 矢作
【馬体】
前走は検討違いの考察をしてしまいました。
東京ベスト、終いは持続勝負が理想です。
そういう意味では前走はピッタリハマった印象です...笑
馬体も良化していますね。トモがパンプアップして文句ないデキです。
【最終】
栗東 坂路 重 単走
54.1-38.6-24.6-11.9
素晴らしい加速ラップ。
少し硬い動きですか、それでもグイグイ伸びて来ます。大きく上昇している感じは無いですが状態は高い位置でキープ出来ています。
トーセンバジル 藤原
【馬体】
ゴリゴリの馬体で状態は良いです。
脚を見る感じだとコース適性は高い。筋肉量と飛節の造りから弾けるような差し脚が決まれば好走可能。
【最終】
栗東 CW 重 並走
66.1-52.1-38.3-11.8
真面目に走れており追えば一気に加速すると思われますがそれでも終いは速いですね。
馬体も良く見せてるし状態はピークでしょう。
相手関係が問題ですが、藤原厩舎でトーセンなら無謀な挑戦はしないでしょうし、ある程度見込みは感じていると推測します。
レインボーライン 浅見
【馬体】
飛節の折りと脚回りの柔さが目にとまります。
スッとギアを上げて弾ける競馬ができる素晴らしい馬体。
菊花を経ても仕上がりは抜群。むしろ良化しているようです。
【最終】
栗東 坂路 重 単走
59.4-41.3-26.3-12.6
馬体を見たときに感じた良さは追い切りでは確認できませんでした。
菊花賞のときには及ばないでしょう。
ルージュバック 大竹
【馬体】
前走は不完全燃焼でした。
そのせいもあって馬体はキープできています。
大きなストライドで長く良い脚が使える馬です。脚回りも東京向き。
【最終】
美浦 南W 不良 並走
52.2-37.2-12.7
前走時もかなり良い動きでしたが今回も状態は良いです。
ただこのストライドだと疲労が溜まりやすいので、どうかな〜というイメージはある。
ビッシュ 鹿戸
【馬体】
前駆を中心にまだまだ余裕がありますね。
このメンバーだとパンチが弱いシルエット。コース対応は可能です。
【最終】
美浦 南W 重 並走
68.3-52.2-38.6-12.2
この追い切り映像だけなら、買うべき馬という印象を受けます。
それくらいキレのある動きを見せていますし、なんならこれ以上に伸びそうな雰囲気すらあります。
イキートス グリューシェル
【最終】
東京 ダート 不良 単走
51.9-39.3-13.7
映像が短いのと雪のため、判断が難しいですが、スパッとキレる軽いタイプだと思います。
これだけの雪の中でも真面目に走れており状態も悪くないのでは。
イラプト グリューシェル
【最終】
東京 ダート 不良 単走
55.7-42.2-15.2
対してこちらはパワータイプ。
走りづらそうな感じはありますが、この雪ならそう映るのが普通かと。
ナイトフラワー シールゲン
【最終】
東京 ダート 不良 単走
56.4-41.7-18.0
もはや外国馬はこの雪のせいで判断材料ナシです...ジョギング。軽そうな走りはしています。
ヒットザターゲット 加藤
【最終】
栗東 坂路 重 単走
53.5-39.0-25.2-12.7
特に良くも見せない中でこの相手関係だと評価しにくい。
フェイムゲーム 宗像
【最終】
美浦 南W 重 並走
68.7-54.2-40.2-13.4
馬体は完成しています。並走馬としっかりやりあって最後は差し返す内容です。充実しているタイミング。
この馬は長く良い脚で勝負したいタイプです。
東京の軽さは合う。
ワンアンドオンリー 橋口
【最終】
栗東 CW 重 単走
51.9-38.0-11.9
頭高く内面は充実していません。
この辺の上昇を促すスパイスが欲しい。
追い切り評価
最近、適正予測込みで評価してましたが、
純粋な追い切りの良さだけ(馬体写真もあればそれも)で点数をつけるように修正しました。
5.0
4.5
4.0
キタサンブラック
トーセンバジル
リアルスティール
ルージュバック
3.5
フェイムゲーム
ディーマジェスティ
レインボーライン
3.0
サウンズオブアース
シュヴァルグラン
追い切り上位評価の2頭をリンク先コメント欄に記載しました。
ランクアップの為ご協力下さい。
展開
タイプ別に出走馬を分けてみます。
瞬発力型/溜めて一気に弾ける
シュヴァルグラン
トーセンバジル
ラストインパクト
レインボーライン
ビッシュ
持続力型/流れの中でギアを上げて加速していく
ディーマジェスティ
フェイムゲーム
リアルスティール
ルージュバック
万能型
キタサンブラック
→瞬発力に寄るが先行脚質の為
ゴールドアクター
サウンズオブアース
こんな感じで分かれるでしょうか。
展開予想は正直苦手なのですが、まあ普通に考えればスローでしょう。
終いは、キタサンブラックに対してどれだけ早めに仕掛けるかがポイントになってきます。
4F戦か、3F戦。
早めに仕掛けてキタサンブラックが応えるようなら4ハロン戦で長い脚が求められます。
そうなるとリアルスティールやディーマジェスティなんかは浮上しやすい展開でしょう。
逆にギリギリまで粘っての直線勝負ならシュヴァルグランやレインボーラインなんかは面白いと思います。
ただ歴代レースを見ると4F戦になっても好走馬は瞬発力型の馬が多いです。それほどに道中緩むため息が入りやすいという背景があるのでしょう。
次に枠と脚質を確認します。
複勝率で見てみると無難に内枠が有利となっています。
脚質は無難に先行から差し。
逃げ馬には厳しいデータとなっています。
→データ取得先
ジャパンカップ 過去レース考察
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