【京成杯】馬体・追い切り状態チェック2017
京成杯 馬体・追い切り状態チェック
→レースラップはその年によって偏りがある。
過去好走馬は持続力に優れたタイプが多い。
いずれにしても完成度の高さが重要。
データ取得先
サーベラージュ
堀厩舎
持続特化型。長い脚が使える。
タフなレースで好走できるパワー型
前走新馬戦を圧勝しましたが能力は本物です。
とにかくトモの筋肉が素晴らしく、長く良い脚が使えます。飛節の造りから考えても持続レベルは高い。
加えてしっかり絞れており状態面も素晴らしい。
少し距離が長い気がしますが、ここを勝って皐月賞を視野に入れたい。
理想は道中スタミナを要する展開からの持続勝負。上がりはかかったほうが良い。
最終追い切り
美浦 南W 良 併走
69.8-54.8-39.7-13.0
意欲的ではありますが硬さはあります。
併走馬に劣るところを見ると、やはり一瞬のキレはない。
若干操縦性も悪そうなイメージ。
素質はあるのであとは流れる展開がほしい。
ちょっと追い切り見ると評価は落ちる。
マイネルスフェーン
手塚厩舎-柴田
瞬発力に長けるタイプ
手先が軽く、速い上がりに強い
トモの筋肉は良いものを持っていますが完成はまだ先です。
現時点での距離適正は高いです。
最終追い切り
美穂 販路 良 併走
53.1-38.9-25.5-12.9
ステゴ産駒らしく頭の高い走りも、軽い走りができる馬。
そういう点では中山の馬場は合わないイメージですが、前走が2着ですからポテンシャルは高い。
2000でもまだ短いイメージで、もう少し長い距離で勝負したいタイプ。
また瞬発力はある造りでも中山よりは東京のほうが向く。
状態面は良いですが舞台適正に合った馬とやりあうと取りこぼす可能性は高い。
コマノインパルス
菊川厩舎-田辺
脚回り硬めでグリップ強く上がりのかかる馬場に強い
持続勝負に長ける
まだ緩さのある馬です。良質な筋肉を持ち合わせていますがハリは弱い。
それでも適正自体は高い造りなので当日までに仕上げきれるかがポイントです。
首長く、かつ後躯の造りを見ると淡々と持続ペース差し切りたいタイプの馬ではある。
そういう意味では若干距離は短いか。
最終追い切り
美浦 南W 良 併走
69.2-55.2-40.4-13.2
首を大きく使ったゆったりした走りですが、しっかり併走馬を突き放します。
内面は充実しています。
前駆を掻きこんで走るタイプなので重めの馬場には強そうです。
アサギリジョー
相沢厩舎-石川
重い馬場を得意とするパワー型
長い脚を持つ持続力型
タイプ的にはサーベラージュに似たタイプでゴリゴリの馬体を活かしたパワータイプ。
良質なトモを持っていてポテンシャルは高いものの舞台は選ぶ匂い。
タフなレースに対応できる反面、軽さが求められると弱い。
脚周りも硬さがあるため馬場は重いほうが良い。
最終追い切り
美浦 南W 良 単走
70.2-54.9-40.3-13.4
首高く推進力弱め。
動き自体はよく映るものの、しっかりキレを削ぐ展開でないと浮上は難しい雰囲気。
イブキ
奥村厩舎-柴田善
持続型
新潟2歳と見比べると明らかに仕上がっていない印象を受けます
良質な筋肉ではありますが筋肉量でみると今回の舞台では弱い。
持続力はある造りなのでその点をうまく活かせれば。
最終追い切り
美浦 南W 良 併走
67.0-51.6-37.2-12.5
追い切りは良く見せますね。
ある程度スピードに乗った流れであれば、終いのレベルはかなり高いです。
ストライド型なので中山はベストではないですが、意外と繋ぎが短くグリップのありそうな造りをしている為、馬場自体にはフィットしそうな感覚です。
持続勝負から外を回して届くか・・・というレース。
アダムバローズ
角田厩舎-蛯名
身体は大きくみせるパワータイプに見えて、手先は軽い馬場を得意としそうなアンバランスな馬体。
それでいて脚も長いので正直適正が見えにくい。
良馬場限定で坂を味方につけたいパワータイプといったところでしょうか。
成長してくると胴が伸びて良いイメージ。
最終追い切り
栗東 坂路 重 単走
54.4-39.2-24.8-12.4
軽く走っていますが、単走で集中力もって走れています。
長くいい脚を使えておりポテンシャルは高い。
時計の出やすい環境もあるとは思いますが、状態面は非常に良いです。
日経新春杯 馬体・追い切り状態チェック
的中率を上げるなら本を読もう
1.100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ "超抜"のデキを調教欄から見抜く方法 (競馬王新書)
状態面を勉強する上で最初の一冊に最適です。
厩舎別の特徴も網羅しておりおもしろい。
2. 馬体革命 立ち写真一枚あれば馬の適性は全部見える (競馬王新書)
状態面を掴んだら、馬体の造りを確認して適性を確認できるようにしたい。
この一冊を見終わったときにはある程度の目利きが備わる。
これはおまけ。
武豊半生を綴った本。
ユーチューブなんかでレースを見ながら本を読むと、非常にリアルかつそのときの心情が理解でき興奮する。オススメ。
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