東京新聞杯 馬体・追い切り状態チェック2017

東京新聞杯 馬体・追い切り状態チェック

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エアスピネル

笹田厩舎

キングカメハメハ産駒

一週前追い切り

栗東 坂路 重

51.8-37.5-12.0

 

最終追い切り

栗東 坂路 重 単走

54.1-40.0-26.0-12.5

ほんとクセのない良い馬体です。

一度使ってよりシャープになりましたし、筋肉のハリも上昇。

展開に大きく左右されにくいタイプの造りであるし、少しパワーのいる東京はベストコースです。

一週前も動けてますね。

まあ個人的にはもう少し成長して,バランスのいい馬体になって欲しかった。止まっちゃったかな?

 

最終追い切り

調整的な追い切りです。仕上がりは感じるのでこんなもんでしょう。

真面目に走れているし万全の状態で出走できそうです。

 

ヤングマンパワー

手塚厩舎

スニッツェル産駒

一週前追い切り

美浦 南W 良

73.3-57.3-42.6-14.5

 

最終追い切り

美浦 南W 良 並走

筋肉のハリは申し分ないのですが、元々の筋肉量が多くないので一線級と比べると見劣りします。

今回はさらに細く見せていて状態は良く見せません。

ちょっとこの舞台で調整ミスは考えにくいので最終追い切りは要チェックでしょう。

理想の展開は前半スローからの後傾ラップ。

 

最終追い切り

三頭併せの内です。

速い時計ですが動き自体はボチボチです。

この馬なりに仕上がってきた印象はあります。

ピーク時と比べると踏み込みが足りない。

 

 

ブラックスピネル

音無厩舎

タニノギムレット産駒

一週前追い切り

栗東 坂路 良

59.5-41.6-12.3

 

最終追い切り

栗東 坂路 重 単走

49.8-36.9-24.7-12.5

毛艶良く状態は整ってますね。満点ではないですが、ほぼほぼ完成されていると見て問題ありません。

ただ脚まわりが硬いのと肩もあまり柔らかさを感じない造りの為、東京はポテンシャルをフルに発揮できる舞台ではない。

また展開には左右されにくいタイプの馬ですが、決め手が無いのも欠点。

 

最終追い切り

デムーロ乗ってますね。いい組み合わせだと思います。

早いペースですが終いまで余裕を持った動きです。充実期入りそうです。

 

 

ブラックムーン

西浦厩舎

アドマイヤムーン産駒

一週前追い切り

栗東 坂路 良

58.1-42.9-14.0

 

最終追い切り

栗東 CW 不良 並走

83.3-66.0-50.6-37.4-12.2

非常に良い馬体です。京都は向かない造りなので前走は度外視可能です。

バランスのとれた馬体で筋肉量も見劣りしません。

大きな原点材料の無い馬で、東京替わりはプラス材料。

しっかり溜めて、終いの脚が届く展開が欲しい。

 

最終追い切り

ちょっとパワー寄りの走りでしょうか。

動けてはいますが東京だと終いが甘くなるかもしれませんね。そんなイメージを持たせます。

好走するなら前々走のように前目の馬の終いが遅くなるようなラップが必要です。状態だけに限って言えば悪くない。

 

 

 

 

マイネルアウラート

高橋裕厩舎

ステイゴールド産駒

一週前追い切り

美浦 南W 良

67.8-52.8-38.4-12.9

 

最終追い切り

美浦 南W 良 単走

69.8-54.2-39.7-12.9

馬体が小さくまとまってしまっていて嫌いですが、この状態のほうが好走していると言う個人的には難しさがあります。

造り的には東京マイルは合うでしょう。ただ展開の助けは必要なので、自身でペースを握るとしてもしっかり溜めて→弾けるという挙動が必要。

 

最終追い切り

充実期なんでしょうね。活気に満ちた走りです。

展開さえ敵にならなければ好走できる状態です。細かいリズムで、それでいてしっかりストライドできています。

 

 

ロイカバード

松永厩舎

ディープインパクト産駒

一週前追い切り

栗東 坂路 良

59.1-43.6-14.0

 

最終追い切り

栗東 坂路 重 並走

52.9-38.9-25.3-12.8

 

ちょっとボテっとした身体で今回の舞台は微妙。

トモの筋肉量は多めですが前駆とのバランスが悪い。

純粋に状態は良いでしょう。ただ明らかなパワー系で、展開が向いてもどうかな・・という印象です。

 

最終追い切り

正面から見ると意外と線が細くて脚がスッと伸びておりキレがある軽いタイプ。

ただやっぱりズブさはあるので終い勝負になると辛い。追い切りはあまり良く見せない馬で状態の判断は難しいですが、馬体を見る感じだと問題無いでしょう。

 

ダイワリベラル

菊沢厩舎

ダイワメジャー産駒

美浦 坂路 良 並走

52.3-38.0-24.5-12.3

短いピッチで速いペースを維持できています。

基本、南Wでの最終追い切りとなるのですが、今回は坂路での追い切りでした。

なにかスパイスを与えたい背景がありそうですが、しっかり動けていた分効果がありそうです。

 

 

タガノブルグ

鮫島厩舎

ヨハネスブルグ産駒

栗東 坂路 重 単走

53.1-38.2-24.8-12-5

終いにかけてムチも入り一杯に追われます。

瞬間的にパワフルな脚を見せますが、次第に脚色が悪くなります。

 

 

プロディガルサン

国枝厩舎

ディープインパクト産駒

美浦 南W 良 並走

64.3-49.6-36.4-12.5

持ったままで並走馬を突き放す内容です。

素晴らしい時計だし、大きなフットワークで動けている点、休み明けでも仕上がっています。

古馬に挑戦の形です。長くいい脚が使える造りで、直線への対応はできるでしょう。繋ぎ長く距離がどうかなといった印象ですが、今回の予想ペースでいけば対応できる可能性が高い。

 

 

 

状態評価

5.0

 

4.5

エアスピネル

ブラックスピネル

プロディガルサン

 

4.0

ブラックムーン

ダイワリベラル

 

3.5

ヤングマンパワー

ロイカバード

 

3.0

タガノブルグ

 

結論

サトノアーサー同様、エアスピネルに逆らいにくいレースです。

状態面はしっかり整っており東京歓迎タイプです。まあ若干終いのキレ不足な点はありますが、速いラップでまとめる能力はピカイチなので崩れることはないでしょう。

 

ただこのブログでの狙い馬は

◎プロディガルサン

 

3歳戦が終了し、やっと本来のキレる脚を見せるときが来ました。

タイプ的にはエアスピネルと近い持続する脚を繰り出すタイプですが、脚まわりは繊細でスピード能力に特化しています。長くキレる脚を使えるタイプということですね。

本来は2000くらいの馬でマイルは若干忙しいですが、芝が生きている状態で直線キレる脚を出せる状態かつ、道中も忙しくなりそうにない出走構成なので積極的に狙いたい馬です。

 


 

 

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