中山記念2017 ネオリアリズム 馬体状態・追い切り
ネオリアリズム
堀厩舎
ネオユニヴァース産駒
母父Meadowlake
中山記念
【馬体】
まず基本適正がかなり高いことが強みのネオリアリズム。繋ぎが太くガッチリしており昨年のような軽い馬場にならない限り中山の馬場は確実にフィットします。
マイルCSも渋った馬場で好走し3着。札幌記念もそうですが他馬が苦しむ展開でこそ浮上できるタイプで、ある程度ペースは流れて欲しい。
馬体を見る感じだとマイルCS時とほとんど遜色なく仕上がっており、とにかく具合が良さそうです。背中も非常に力強い。
今回はデムーロ配備で人馬ともに充実したタイミングでの出走となりそうです。
【最終追い切り】
美浦 南W 稍重 単走
68.6-53.5-39.0-12.5
単走で強く追われる形。
ガッと噛んでしまうところがあり、やや強気にでている面がありますが、動き自体はスピード感ある追い切りです。
馬体が一回り成長した雰囲気です。
マイルCS 3着
【一週前】
美浦 南W 良 単走
68.2-52.9-38.4-12.1
一気に一流馬の雰囲気を身にまといましたか。
一週前の追い切りではゴリゴリの馬体で大きなフットワーク。非常にパワフルな追い切りで内面も充実。
【馬体】
まだ作り込める余地はありますが、その点は堀厩舎ということもあり仕上げてくるでしょう。
地面をぐっと捉えるようなパワー質の強い繋ぎです。後駆からは持続性を生み出しそうな飛節。トモは若干弱いでしょうか。
この辺が強力になってくればかなり強い馬になれると思います。
いずれにしてもムーアで先行というのも面白いです。前述したとおり持続性が高いので上手くペースをつかめば状態面の良さも後押し脚を残す可能性はある。
【最終】
美浦 南W 良 並走
71.7-56.0-40.9-12.7
追われてからグッと伸びる動きが素晴らしいですね。しっかり仕上がった印象です。
札幌記念 1着
【馬体】
前走は堀厩舎にしては、ネガティヴな芝追い切りでした。
しっかり叩いて、ここで走らせる意思を強く感じました。本気度は高いでしょう。
胸の厚みが増して、適正値はさらに上がりました。今週の追い切りでより仕上がる雰囲気。
【最終】
函館 芝 稍重 3頭併
62.2-47.8-34.4-11.7
モーリスを中に置いて3頭併せの最内を走ります。
馬体は評価できる状態にあると思いますが、追い切り自体がモーリスの併せ馬としてのポジションで、大きく差をつけられたことは内面的にはマイナスでしょう。
斤量も2キロ上がるタイミングですし、消化不良感は否めないです。