桜花賞2017 展開・傾向・結論
桜花賞
阪神1600は外回りコース。
このコースはなんといっても瞬発力レースです。
ハイラップを刻む逃げ馬がいない限りはラスト3ハロン。
上記の図でいう6の数字のところです。
すなわち直線入ってからのレースとなる傾向にあります。
器用さや操縦性よりも、とにかくキレの1点。
それを裏付けるように、過去の好走馬を見ても瞬発力特化の馬が多くなっています。
逆にメジャーエンブレム、ルージュバックなど、ある程度速い流れからスピードを作り上げたいタイプは苦戦する可能性があります。(他にも敗戦理由はありましたが)
あとは純粋な格。
当たり前のことではありますが、筋肉質で骨格がしっかりした牝馬は評価高いです。
もう一つの特徴として、外枠有利という点があります。
過去10年のデータですが、3枠以内で複勝圏内は3頭しかいません。1割。
瞬発力レースになりやすい一方で仕掛けが揃って一緒になりやすい為、直線で団子にもなりやすい。よってスムーズにギアを上げられる外を回す馬が有利となります。
結論
雨は降りましたが、当日は晴れ。
ある程度の回復が見込めます。
そうなってくると素直にソウルスターリングなのですが、人気ゆえに◎ソウルスターリングとなってもこのブログの存在価値が失われてしまうので勝ち負けできる1頭を推奨します。
事前の追い切り評価はやや辛口ですが、適正面と馬体の充実度で◎評価。
ヴゼットジョリーは相当な上積みがあります。
また基本的な適正は高め。
福永へのシフトもプラス材料です。
ただひとつ、足周りがどうも水を含んだ阪神には合わないでしょう。
その点の差し引きになってきます。
アドマイヤミヤビは、適正高くスケール感もあって良い。ただズブさと幼さの両面で不安が残ります。
デムーロですからある程度の策は用意していると考えますがどうでしょう。
あとは外枠中心にチョイスしています。
○ソウルスターリング
▲ヴゼットジョリー
△アドマイヤミヤビ
△アエロリット
△ミスパンテール