パールコード 馬体・追い切り 大きく成長した好馬体で懸念材料は洋芝対応だけ
パールコード
中内田厩舎
ヴィクトワールピサ産駒
クイーンステークス
久々の登場です。
全体的にバランスのとれた好馬体で、トモを中心に筋肉量も素晴らしい馬です。
やや前の出が悪い印象がありますが、その分後ろが柔らかく弾けることができる。
走法はグリップ良く小回り対応ができますが、前で勝負するよりも後ろから脚を活かしたほうが良いでしょう。
その点近走は前で勝負することが多くなっているので、最後甘くなるところは出そうです。
また、洋芝に対する対応は、脚回りを見る感じだと少し厳しいように感じます。
実際に軽い馬場の京都での好走がありますし、造り的には微妙かと。
馬体
休み明けとは言え中内田厩舎。しっかり仕上げて来ています。
体重の割にスラっとみせている感じが好印象で締まりのある身体です。
良い雰囲気で成長しているようで、かなりポテンシャルを感じさせる馬体になってきました。
これなら一線級の牝馬と並べても遜色ないし、今回の相手関係で考えれば勝ち切るところまで考えられるレベル。あとは洋芝対応だけ。
最終追い切り
札幌芝良
81.5-64.9-49.9-34.9-11.2
川田騎手乗ってますね。
滞空時間の長い跳びある走りで、軽く追われるとスッと伸びて並走馬を差し切ります。
全体的に柔らかさが増しているし、大きな馬体をしっかり操れています。
時計も上々ですし、懸念していた洋芝対応もこれなら大丈夫でしょう。
素晴らしい追い切り。