ダイワキャグニー 馬体 追い切り

ダイワキャグニー

菊沢厩舎

キングカメハメハ産駒

母父サンデーサイレンス

 

ダービー

馬体

弥生賞の後にプリンシパルSをしっかり制するあたりは東京適正の高さの裏付けになりますね。

ちょっと全体のバランスとして前駆が伸び切らないので適正はマイルにあると思います。

ただ後駆の可動域は逸材で、足回りも柔らかくトップギアはかなり高いレベルにあります。

うまく距離をごまかせれば。

トモがやや寂しいですが、前駆を中心に筋肉量豊富でハリも悪くない。仕上がりは良いです。

 

一週前追い切り

美浦南W

70.5-55.6-41.4-13.6

 

軽めの調整です。

単走ですが真面目で意欲的です。

身体を柔らかく使って良い動き。

 

最終追い切り

美浦坂路

53.4-39.0-25.7-12.7

 

坂路仕上げです。セオリー的には良いですが動き自体にはあまり良さを感じません。坂路では見栄えしないタイプかな。

 

 

弥生賞

馬体

本質的には瞬発力型です。前走も前々走もそれを活かしたベストな立ち振る舞いでした。まさに東京巧者。

 

馬体はまだ絞り込める余地がありますが、全体的な筋肉量は高くポテンシャルは世代の中でも上位です。

 

キンカメ産駒なので内回りの中山はこなせるでしょうが、ある程度の位置取りは必須です。

早めのスパートについていけないようだと差し損ねる可能性はある。

 

最終追い切り

美浦 南W 良 単走

81.2-65.8-50.8-37.4-12.8

 

いいですね。馬場の真ん中所を単走で走っています。

この時期に単走でもしっかり真面目に走れている点はかなり好材料である。

 

あまり可動域はないですが軽さがあってスパッとキレる内容は馬体の造りと繋がります。

 

 

ウインブライト 馬体 追い切り

ウインブライト

畠山厩舎

ステイゴールド産駒

母父アドマイヤコジーン

 

ダービー

馬体

皐月賞時よりもしっかりと上昇しています。

ちょっと再度深く考察してみると、かなり柔らかさのある馬で、トップスピードも割と速さがあるハズ。

そうなると東京替わりも問題ないし、距離延長は血統的にも歓迎。

 

一週前追い切り

美浦南W

69.2-53.5-39.2-13.0

 

やっぱり走りの質はいいですよね。

並走馬を外から軽く交わします。

高いポテンシャルは持っていて、動きは良いです。

 

最終追い切り

美浦南W

83.9-67.8-52.5-38.1-13.4

 

軽めの調整です。

ちょっと中間少なめですね。あまり負荷をかけて状態を上げることができなかった背景がありそう。

馬体を見る感じは問題ありません。

 

 

皐月賞 8着

馬体

完成度の高さが魅力の総合力タイプ。

ステゴ産駒だけあってパワー系の馬で中山適正は高い馬です。

 

大きなクセが無いことが最大の特徴です。

逆に大きな決め手が無いのですが、展開不問で浮上できる強みはあります。

 

一週前追い切り

美浦 南W 良 並走

67.5-51.7-37.9-12.6

 

速いペースですが、馬自身は余裕の動き。

追い切りを見る感じだと状態面は非常に充実しています。崩れることは考えにくい。

 

最終追い切り

美浦 南W 不良 並走

69.1-53.4-38.8-12.5

 

外を回して並走馬に並び、そこから溜めて突き放す形。

操縦性高く良いですね。

 

とにかく動きが良いです。

馬体写真時よりもさらに良化しているとみて間違いないでしょう。

レイデオロ 馬体 追い切り

レイデオロ

藤沢厩舎

キングカメハメハ産駒

母父シンボリクリスエス

 

ダービー

馬体

良い雰囲気になってきました。

大きな上昇はないですが、休み明けの皐月賞時よりは上がっています。

まあそれでも「仕上げてきた!」というような雰囲気は感じないし、本質的に2400は長いです。

 

牝馬は仕上げてくる藤沢厩舎ですが、牡馬クラシックは仕上げてこないのがセオリーです。造り的にも天秋で勝負でしょうか。

 

一週前追い切り

美浦南W

53.3-39.3-12.9

 

一週前でも軽く併せるような追い切り。

負荷もかかってはいませんし、外厩仕上げかな。ちょっと判断に迷う内容。

 

最終追い切り

美浦南W

68.5-52.3-38.1-12.5

 

少し収縮性が上がって状態は上昇しています。終いの時計も短縮され、推進力があがっています。

 

 

 

皐月賞 5着

馬体

大きな特徴として「硬さ」があります。

脚が長い反面、可動域が狭くストライドが伸びないところが場面によっては大きな欠点になります。

 

備わっている筋肉は良質なので、自身の走法・構造にフィットしたレース、すなわち重い馬場でのレースであれば高いパフォーマンスを発揮できます。

 

対照的に軽い馬場や、一瞬のキレが要求されるような舞台には弱い。

 

造りは違えども、展開に対する適正はサトノクラウンと近いイメージですね。

 

中山2000での実績はありますが、どちらも時計のかかったレースで持ちタイム自体は平凡。

今回の皐月賞がそのような時計に収まるのなら勝機はあるでしょう。

 

現状の状態面はまずまずですが、まだ余裕残しです。

 

最終追い切り

美浦 南W 重 並走

54.4-39.9-12.8

 

3頭併せの内を走ります。

あえて併せるような挙動ですが、その後追ってもイマイチ伸びず。

 

適正的にこのコースであればしっかり突き抜けて欲しかったですね。

スワーヴリチャード 馬体 追い切り

スワーヴリチャード

庄野厩舎

ハーツクライ産駒

 

ダービー

馬体

銭型が浮いておりかなり良い雰囲気。

中間も本数多めで、それでいてこの雰囲気ですからかなり体力豊富なタイミング。

仕上げの経緯を見る感じだと、やはりダービーに標準を合わせていたことは明らかで、スケール感や収縮性を見ても東京替わりは相当なプラスでしょう。

これといった死角が見当たらない。

 

一週前追い切り

栗東CW

81.0-64.7-49.9-36.4-11.7

 

内から仕掛けて強く追われます。

後駆は柔らかいのですが、首が高く前が硬い。この辺が解消されてくると更に強くなると思います。

 

最終追い切り

栗東CW

84.2-67.4-52.1-37.6-11.9

 

さすがに最終は負荷を落としてきました。首の高さだけが相変わらず気になる程度で、雰囲気自体は悪くない。

 

 

皐月賞 6着

馬体

低レベルといわれる3歳牡馬の中で唯一大きなポテンシャルを持っている馬だと個人的に思っている馬。

 

筋肉量豊富で脚がスラッと伸びたスケール感のある造りです。

 

集中しきれない面があるのですが、ギアを上げた時はしっかりと低い姿勢に移り大きな推進力を生み出します。

 

1完歩が大きく、それでいて筋肉がしっかりしており身体を支えることができる。

 

造りから考えるとダービー向きで、陣営もそれは意識しています。

昨年のサトノダイヤモンドのような立ち位置でしょう。

 

ただスッとギアは上がることができるのである程度対応はできます。

コーナー加速が見込めない造りなので、内に包まれると苦しい。

枠が非常に重要。

 

一週前追い切り

栗東 CW 良 並走

81.6-65.0-50.1-36.5-11.8

 

前回よりは真面目に走れています。

時計も良いですし、並走馬を相手にしていない感じも強さがあります。

仕上がり良く充実しているタイミング。

 

最終追い切り

栗東 CW 不良 並走

81.6-64.7-50.3-37.5-12.3

 

今週は頭高く集中しきれてませんね。

たぶん仕上がりは完了しているのでしょうが、こうも週によって真面目さにムラがあると買いづらいところはあります。

しかも今週はレース週ですので尚更。

 

またイン配置で内回りですから、しっかりリンクできないと勝ち負けは難しいでしょう。

抜け出しに苦労しそうな印象。

 

まあ馬体の本質的に大箱適正しかないですからダービーで買うタイプの馬です。

今回は相手まで。

 

状態面のランク付けを下記リンク先コメント欄に記載しています。


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