ベストアプローチ 馬体状態・追い切り
ベストアプローチ
藤原厩舎
New Approach産駒
ダービー
馬体
ゆったりとした造りで弥生賞後の青葉賞でパフォーマンスを上げた内容は理解できる。
短期間で成長して全体のバランスはかなり整ってきました。
馬体重以上に大きく見せていて雰囲気は良いです。
欧州血統ですが、柔らかみある走りでポテンシャルは高い馬です。
前走は速い流れの中で、ある程度対応した形でしたが、終いにかけるような脚の使い方ができればアドミラブルとも大きな大差はないと思われる。
完成はもう少し先で、現状筋肉の容量やハリ感は物足りない感じはあります。
最終追い切り
栗東CW
64.1-50.4-37.2-12.0
青葉賞メイチだと感じていましたが、今週も強く負荷をかける追い切りで馬自身もしっかりそれに応えています。
かなり活力があるタイミングで状態は良いです。
藤原厩舎で岩田J。継続騎乗だし、弥生賞では戸崎Jを配備しているように厩舎的には今後の中心馬に据えたい意思が強いハズです。
弥生賞
馬体
全体がアンバランスで、これで推進力を生み出せるのかは疑問。
脚回りはかなり硬さのあるタイプで、将来的にはダートなのかもしれません。
折りの深い曲飛節で長い脚は使えないでしょう。
仕上がり自体もまだ良化途上といったところです。
最終追い切り
栗東 CW 良 並走
85.9-68.6-53.0-38.6-11.8
軽く追われていますがしっかり伸びています。
緩い流れからのトップスピードへの入れ方はなかなかですね。
アメリカズカップ 馬体 追い切り
アメリカズカップ
音無厩舎
マンハッタンカフェ産駒
ダービー
馬体
ちょっとガレている雰囲気。
なによりも前走負けすぎです。これは内面に影響しそう。
また音無厩舎としては、
アドミラブル、ダンビュライト、アメリカズカップの序列です。
本気度は高くない。
前走で結果を出したかったですね。
一週前追い切り
栗東坂路
54.0-39.4-25.6-12.7
動きは良いですね。走りをみていると直線走力が高い可能性があります。東京替わりはプラス。
最終追い切り
栗東坂路
52.8-38.8-25.5-13.0
速いペースでダンビュライトと併せる形。今までは先着していましたが、今回は差し返されます。
ちょっと状態は落としている可能性が高い。
皐月賞 18着
馬体
距離は伸びたほうが良いタイプで、まだこの4戦では特徴を出しきれていない印象が強いです。
前走は適正うんぬんではなくて、とにかく状態が抜群に良かったですね。
今回もそれに負けないレベルの馬体のハリです。
距離が伸び、スッと瞬間的な脚が問われたときに好走できるタイプの馬だと思っています。
そういう意味では2000になってやっと対応できる範囲になってきたし状態面も合わせて面白い存在ではあると思います。
最終追い切り
栗東 坂路 不良 並走
53.4-39.6-26.4-13.5
ダンビュライトに先着されますが、この馬自身の動きは決して悪くありません。
むしろこちらのほうが良い。
やはり長く良い脚は使えないタイプでしょう。そう考えるとやや適正は外してきてるかな?
ダイワキャグニー 馬体 追い切り
ダイワキャグニー
菊沢厩舎
キングカメハメハ産駒
母父サンデーサイレンス
ダービー
馬体
弥生賞の後にプリンシパルSをしっかり制するあたりは東京適正の高さの裏付けになりますね。
ちょっと全体のバランスとして前駆が伸び切らないので適正はマイルにあると思います。
ただ後駆の可動域は逸材で、足回りも柔らかくトップギアはかなり高いレベルにあります。
うまく距離をごまかせれば。
トモがやや寂しいですが、前駆を中心に筋肉量豊富でハリも悪くない。仕上がりは良いです。
一週前追い切り
美浦南W
70.5-55.6-41.4-13.6
軽めの調整です。
単走ですが真面目で意欲的です。
身体を柔らかく使って良い動き。
最終追い切り
美浦坂路
53.4-39.0-25.7-12.7
坂路仕上げです。セオリー的には良いですが動き自体にはあまり良さを感じません。坂路では見栄えしないタイプかな。
弥生賞
馬体
本質的には瞬発力型です。前走も前々走もそれを活かしたベストな立ち振る舞いでした。まさに東京巧者。
馬体はまだ絞り込める余地がありますが、全体的な筋肉量は高くポテンシャルは世代の中でも上位です。
キンカメ産駒なので内回りの中山はこなせるでしょうが、ある程度の位置取りは必須です。
早めのスパートについていけないようだと差し損ねる可能性はある。
最終追い切り
美浦 南W 良 単走
81.2-65.8-50.8-37.4-12.8
いいですね。馬場の真ん中所を単走で走っています。
この時期に単走でもしっかり真面目に走れている点はかなり好材料である。
あまり可動域はないですが軽さがあってスパッとキレる内容は馬体の造りと繋がります。
ウインブライト 馬体 追い切り
ウインブライト
畠山厩舎
ステイゴールド産駒
母父アドマイヤコジーン
ダービー
馬体
皐月賞時よりもしっかりと上昇しています。
ちょっと再度深く考察してみると、かなり柔らかさのある馬で、トップスピードも割と速さがあるハズ。
そうなると東京替わりも問題ないし、距離延長は血統的にも歓迎。
一週前追い切り
美浦南W
69.2-53.5-39.2-13.0
やっぱり走りの質はいいですよね。
並走馬を外から軽く交わします。
高いポテンシャルは持っていて、動きは良いです。
最終追い切り
美浦南W
83.9-67.8-52.5-38.1-13.4
軽めの調整です。
ちょっと中間少なめですね。あまり負荷をかけて状態を上げることができなかった背景がありそう。
馬体を見る感じは問題ありません。
皐月賞 8着
馬体
完成度の高さが魅力の総合力タイプ。
ステゴ産駒だけあってパワー系の馬で中山適正は高い馬です。
大きなクセが無いことが最大の特徴です。
逆に大きな決め手が無いのですが、展開不問で浮上できる強みはあります。
一週前追い切り
美浦 南W 良 並走
67.5-51.7-37.9-12.6
速いペースですが、馬自身は余裕の動き。
追い切りを見る感じだと状態面は非常に充実しています。崩れることは考えにくい。
最終追い切り
美浦 南W 不良 並走
69.1-53.4-38.8-12.5
外を回して並走馬に並び、そこから溜めて突き放す形。
操縦性高く良いですね。
とにかく動きが良いです。
馬体写真時よりもさらに良化しているとみて間違いないでしょう。