レイデオロ 馬体 追い切り

レイデオロ

藤沢厩舎

キングカメハメハ産駒

母父シンボリクリスエス

 

ダービー

馬体

良い雰囲気になってきました。

大きな上昇はないですが、休み明けの皐月賞時よりは上がっています。

まあそれでも「仕上げてきた!」というような雰囲気は感じないし、本質的に2400は長いです。

 

牝馬は仕上げてくる藤沢厩舎ですが、牡馬クラシックは仕上げてこないのがセオリーです。造り的にも天秋で勝負でしょうか。

 

一週前追い切り

美浦南W

53.3-39.3-12.9

 

一週前でも軽く併せるような追い切り。

負荷もかかってはいませんし、外厩仕上げかな。ちょっと判断に迷う内容。

 

最終追い切り

美浦南W

68.5-52.3-38.1-12.5

 

少し収縮性が上がって状態は上昇しています。終いの時計も短縮され、推進力があがっています。

 

 

 

皐月賞 5着

馬体

大きな特徴として「硬さ」があります。

脚が長い反面、可動域が狭くストライドが伸びないところが場面によっては大きな欠点になります。

 

備わっている筋肉は良質なので、自身の走法・構造にフィットしたレース、すなわち重い馬場でのレースであれば高いパフォーマンスを発揮できます。

 

対照的に軽い馬場や、一瞬のキレが要求されるような舞台には弱い。

 

造りは違えども、展開に対する適正はサトノクラウンと近いイメージですね。

 

中山2000での実績はありますが、どちらも時計のかかったレースで持ちタイム自体は平凡。

今回の皐月賞がそのような時計に収まるのなら勝機はあるでしょう。

 

現状の状態面はまずまずですが、まだ余裕残しです。

 

最終追い切り

美浦 南W 重 並走

54.4-39.9-12.8

 

3頭併せの内を走ります。

あえて併せるような挙動ですが、その後追ってもイマイチ伸びず。

 

適正的にこのコースであればしっかり突き抜けて欲しかったですね。

スワーヴリチャード 馬体 追い切り

スワーヴリチャード

庄野厩舎

ハーツクライ産駒

 

ダービー

馬体

銭型が浮いておりかなり良い雰囲気。

中間も本数多めで、それでいてこの雰囲気ですからかなり体力豊富なタイミング。

仕上げの経緯を見る感じだと、やはりダービーに標準を合わせていたことは明らかで、スケール感や収縮性を見ても東京替わりは相当なプラスでしょう。

これといった死角が見当たらない。

 

一週前追い切り

栗東CW

81.0-64.7-49.9-36.4-11.7

 

内から仕掛けて強く追われます。

後駆は柔らかいのですが、首が高く前が硬い。この辺が解消されてくると更に強くなると思います。

 

最終追い切り

栗東CW

84.2-67.4-52.1-37.6-11.9

 

さすがに最終は負荷を落としてきました。首の高さだけが相変わらず気になる程度で、雰囲気自体は悪くない。

 

 

皐月賞 6着

馬体

低レベルといわれる3歳牡馬の中で唯一大きなポテンシャルを持っている馬だと個人的に思っている馬。

 

筋肉量豊富で脚がスラッと伸びたスケール感のある造りです。

 

集中しきれない面があるのですが、ギアを上げた時はしっかりと低い姿勢に移り大きな推進力を生み出します。

 

1完歩が大きく、それでいて筋肉がしっかりしており身体を支えることができる。

 

造りから考えるとダービー向きで、陣営もそれは意識しています。

昨年のサトノダイヤモンドのような立ち位置でしょう。

 

ただスッとギアは上がることができるのである程度対応はできます。

コーナー加速が見込めない造りなので、内に包まれると苦しい。

枠が非常に重要。

 

一週前追い切り

栗東 CW 良 並走

81.6-65.0-50.1-36.5-11.8

 

前回よりは真面目に走れています。

時計も良いですし、並走馬を相手にしていない感じも強さがあります。

仕上がり良く充実しているタイミング。

 

最終追い切り

栗東 CW 不良 並走

81.6-64.7-50.3-37.5-12.3

 

今週は頭高く集中しきれてませんね。

たぶん仕上がりは完了しているのでしょうが、こうも週によって真面目さにムラがあると買いづらいところはあります。

しかも今週はレース週ですので尚更。

 

またイン配置で内回りですから、しっかりリンクできないと勝ち負けは難しいでしょう。

抜け出しに苦労しそうな印象。

 

まあ馬体の本質的に大箱適正しかないですからダービーで買うタイプの馬です。

今回は相手まで。

 

状態面のランク付けを下記リンク先コメント欄に記載しています。


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クリンチャー 馬体 追い切り

クリンチャー

宮本厩舎

ディープスカイ産駒

母父ブライアンズタイム

 

ダービー

馬体

大きな見栄えやスケール感は無いものの、良質な筋肉のつき方です。

ハイペ皐月賞上位組の中では最も収縮性のある馬で、スローペース対応も可能な馬。

繋ぎも柔らかく、東京替わりはプラスに働くでしょう。

現状の状態も非常に良いです。

 

一週前追い切り

栗東 CW 良 単走

82.5-66.7-52.1-38.5-12.3

 

リズムよく進めており、身体も柔らかく使えています。いい雰囲気。

 

最終追い切り

栗東 坂路 良 単走

54.8-39.4-25.3-12.2

 

短い距離をスッと伸ばす追い切り。

反応も良いし、馬場の割にはしっかりと時計が出ています。

 

ダンビュライト 馬体 追い切り

ダンビュライト

音無厩舎

ルーラーシップ産駒

母父サンデーサイレンス

 

ダービー

馬体

前走は全く評価していない中での好走でした...

 

かなり研ぎ澄まされた状態で、ちょっとこれ以上は落とせない。

音無厩舎としては珍しい仕上げ方ですね。

 

全体的にハリ感があって、特に全体のバランスに対してトモの容量が多い。

後駆が目一杯伸びるので、このトモの強さが大きな推進力を生み出しています。

 

繋ぎが非常に長く脚を長く見せています。2400は問題なく、東京替わりはプラスです。

 

皐月賞を見ていると持続的に脚を使えることは明白で、ある程度流れの中からギアを上げていきたいタイプ。

そのためスローからの瞬発力戦だと劣ります。

 

 

一週前追い切り

栗東 坂路 良 並走

51.7-37.8-25.0-12.6

 

ムチを入れて強く追う内容。

先着されるものの、軽さがあって良く動けています。

 

最終追い切り

栗東坂路

52.6-38.6-25.6-13.0

 

武騎乗で軽めの追い切り。

若干の軸ブレがありますが良い動きです。

 

 

皐月賞 3着

馬体

割とこのブログでも過去に濃く考察した馬です。

まず繋ぎが長く繊細でもあるため、中山内回りは本質的に合いません。

 

また脚自体が長くスラッとしており全体的に見ても軽さがあるタイプ。

 

この手の馬は京都ベストであって、内回りで上がりがかかるようなコースだとパフォーマンスはダウンします。

 

音無厩舎的にはローテや仕上げの関係から、今後の厩舎の軸にしたい馬であると推測します。 その為本気度は高い。

 

最終追い切り

栗東 坂路 不良 並走

53.5-39.4-26.4-13.4

 

これはアメリカズカップと合わせているのかな?

対照的な2頭です。

手前を替えてから伸びて突き放す形。

 

時計は平凡ですが、坂路では見栄えの悪い馬ですので気にする必要はないでしょう。