オークス 結論
状態評価
5.0
アドマイヤミヤビ
ソウルスターリング
リスグラシュー
4.5
ブラックスビーチ
4.0
カリビアンゴールド
ヤマカツグレース
→状態の完成度は相当に高いものの、本質的に硬い
レーヌミノル
→距離対応はできていない
3.5
ハローユニコーン
ミスパンテール
ホウオウパフューム
→ポテンシャル高いが現時点では幼さが勝る
フローレスマジック
3.0
モーヴサファイア
モズカッチャン
うーん、ちょっと人気3頭は、それぞれが相当に状態が良く切りにくい。
個人的にはここにブラックスビーチが入ってポテンシャル4強だと思っています。
ではこの4頭について解説します。
ソウルスターリングは、筋肉隆々ですが、その筋肉は身体の連動を全く邪魔することのない非常に柔らかい筋肉です。
今回の追い切りでもしっかり動けているし前走の敗戦は全く気にすることはありません。
東京替わりで上昇あり。
懸念材料は最終でも強めに追い切っていた部分。たぶん問題ないがこの時期の牝馬であれば最終は軽め調整が望ましい。
アドマイヤミヤビもタイプ的にはソウルスターリングと同じようなタイプで、馬格はありながらもしっかりと収縮して動く..という走りです。
ソウルスターリング以上にスケールはあるので、その分、その収縮が活きる造りとなっています。
また友道厩舎の鉄板追い切りで状態の完成度は全出走馬中1番だと感じます。
対照的に懸念材料となるのは、とにかく外枠配置の1点。
ポジション争いが出来ないタイプなので、外から積極的にかぶせていくことは難しい。そのため後方で競馬をするしかないとなると、ソウルやリスグラシュー以上の脚を使って差し切れるのか...
そのイメージまでは正直湧かない。
リスグラシューは上記2頭とは対照的で後駆を目一杯伸ばして推進力に変換するタイプで長く良い脚が使えます。
基礎スピードも速い反面、スローからグッと弾けることは難しい。
桜花賞は結果的に2着でしたが、そのズブさも見せつけた形でした。
状態面は桜花賞以上です。速い展開さえハマれば間違いなく浮上してくる。
穴馬からはブラックスビーチを推したい。
やはり上記の馬たちと比べるとスケール感が弱く、まさに「牝馬」といった感じですが、柔らかさは人気3頭の中に入れても遜色無く、終いには爆発的な脚が使えます。
なによりクラシックでの角井厩舎は期待値高いですし、人気を考えると抑えたい一頭。
ただし陣営全体で考えると、馬体同様スケール感は劣ります。外厩も使用していない。
ペース想定はスロー〜ミドル
ハイにはならないと想定しラスト2ハロン最速の瞬発力戦。
◎ソウルスターリング
◯アドマイヤミヤビ
▲ブラックスビーチ
△リスグラシュー