フローレスマジック 馬体 追い切り
フローレスマジック
木村厩舎
ディープインパクト産駒
母父ストームキャット
オークス
馬体
基本的には前走時から大幅なイメージの更新は無くて、レース結果から見ても大きなポテンシャルは感じない馬体です。
戸崎も良く走ってくれた的なコメントでしたし、まだまだ成長途上の素質馬なのでしょう。
大きな上昇も感じられず、うまく流れに乗せて3着が理想。
最終追い切り
美浦 南W 良 並走
81.1-66.3-51.8-37.8-12.4
3頭併せの真ん中です。
少し闘争心を煽るような追い切りで、強めに追われて伸ばしています。
しっかり先着できているし、雰囲気は悪くありません。
ただ本番前の追い切りとしては逆に物足りない印象です。
フローラステークス 3着
馬体
皮膚感良いですね。絶好調といった感じです。
それでも現状の筋肉量やハリ感はまだまだ。
良化途上というよりは、それほどのポテンシャルを感じないというのが個人的な感想です。
ストライド大きくて瞬発力も高いので基本的な適正はある馬体です。
あとは相手関係でしょう。
ブラックスビーチ 馬体 追い切り
ブラックスビーチ
角井厩舎
ディープインパクト産駒
母父キングマンボ
オークス
馬体
ディープっぽいシルエットで柔らかさがありそうですが、脚があまり長くなく細かいリズムを刻みそうな造り。
筋肉量豊富で質の良さを感じ取れます。
脚元が柔らかそうで、折りの深い曲飛。
柔らかさも相まってスッと抜けるような脚を使いそう。
ただし距離延長は歓迎ではない。
一週前追い切り
栗東 CW 良 単走
66.6-51.6-37.9-12.0
いい馬ですね。
馬体評価通りの柔らかく、かつ蹴り返しの強い跳べる走りで、非常に推進力があります。
単走でも真面目。
最終追い切り
栗東 CW 良 並走
86.4-69.6-53.9-39.3-12.3
先週の単走でもしっかり時計を出して動けていたように仕上がりの良さを示唆する3頭併せの内を取ります。
終始抑えるような感じで負荷を与えないような追い切り。
モズカッチャン 馬体 追い切り
モズカッチャン
鮫島厩舎
ハービンジャー産駒
母父キングカメハメハ
オークス
馬体
母父がキンカメのハービンジャー産駒。
筋肉質で脚がスラッとした馬。繋ぎも長く距離対応は間違いなく出来る造りです。
体調面も良さそうだし、筋肉のハリも良い。
表面上の状態面には不安点がありません。
まああとは幼さが残る馬体でフローラ→オークスというローテで世代の上位級と勝負できるか。
フローラステークスは全体ラップを見る限り評価が難しい一戦です。
ラスト1ハロンが垂れるような前目有利ラップで、溜めたモズカッチャンが差せる展開でした。
これは相対的に周りの馬が伸びきれなかったということを表す。
最終追い切り
栗東 坂路 良 単走
54.8-40.0-25.6-12.4
この中間はずっと坂路調整ですが、時計が出てないことが気になります。
基本的に速い時計は持ってないタイプだということは過去レースからも確認できるように、前が崩れたり終いが伸びない展開で良さが出るタイプでしょう。
この追い切りでも地面をグリップ良く進む感じでパワーを持った動きです。
たぶん基礎スピードは速いタイプですが脚が長いので、2000以上のハイラップ戦とかで浮上するタイプなのでしょう。
動き自体は良くて、全身を使って走れています。
展開がハマれば面白い馬。
レーヌミノル 馬体 追い切り
レーヌミノル
本田厩舎
ダイワメジャー産駒
母父タイキシャトル
オークス
馬体
桜花賞比較で見ると若干トモのハリがトーンダウンしている印象ですが、フラットな目で見れば仕上がっているなあとは感じます。
柔らかくゆったりというタイプではなくて、しっかり地面を蹴って推進力を高めるタイプの馬なので、やっぱり基礎スピードが高くなってしまって、2400まで持つかは微妙だなあと思ってしまう。
身体の造り自体は繋ぎの部分が気になる程度で極端にスプリンターとかマイラーとかの括りには当てはまらないでしょう。
世代戦なのでうまく溜めがきけば誤魔化せる範囲。
ただ前走も速い展開で良さが出たので、逆に溜めて距離を持たせようと持ち味が発揮できずに沈む可能性が出てきます。
しっかり3着狙いで結果が出せるポジション。池添なのでそこら辺は割り切って乗りそう。
一週前追い切り
栗東 CW 良 並走
81.6-64.8-49.8-36.4-12.1
追い切りを見る感じだと状態面はかなり高い位置でキープできているようです。
前後の脚でバランス良く推進力に変換できている感じで、純粋な「スピード感」は世代でもトップであることは間違いありません。
最終追い切り
促されてはいないのですが、並走馬が近づいて来てスッとギアを上げる動き。
やはり持っているスピード感は良いですね。
桜花賞 1着
馬体
前走は逃げずに終いにかけるスタイルで好走。
基礎スピード速めのタイプなので阪神の内回りはフィットしました。直線の斜行はいただけませんが。
それだけに逆の展開になる可能性の高い今回の舞台は合いません。
また実質阪神馬場よりも軽い舞台のほうが良いハズ。
ただ馬体の完成度は高く状態面も非常に良い。相手なりに走るとは思いますが少し割引。
最終追い切り
栗東 CW 良 単走
83.2-68.5-52.4-37.8-12.1
単走扱いですが、並走馬に差し返されてしまい、あまり良い内容とは言えません。ですが、この馬自身は非常に安定した走りでとても良い雰囲気です。
ブレがなく、非常にスムーズに推進力にかえています。
フィリーズレビュー 2着
馬体
昨年から見ると随分と立派な馬体になりましたね。
状態面は素晴らしいと思います。
最終追い切り
栗東 CW 良 並走
85.3-67.6-51.6-37.2-11.4
躍動感あって素晴らしいですね。
内を通っていたものの、終い11.4はなかなか出せるものではありません。
この時計が瞬間的な脚に特化したタイプだということの裏付けになるかもしれません。
これだけのスケールですから本番に向けてしっかり溜めたほうが良さが活きるのではないでしょうか。
今回は大きな適正はありません。
状態面の良さでカバーはできる。
阪神JF 3着
一週前
栗東 CW 重 並走
85.2-67.7-52.1-38.2-11.9
溜めて溜めて解放というような追い切りで、追われてからの反応は素晴らしいです。
ハリもあって大きく見せています。操縦性も高そうで完成度も高い。
馬体
他馬に比べると足元は柔らかさがあるので阪神はベストではない。
この時期にしては筋肉量も多く、完成度も高め。
ただ、まだ良化できるかなとは思います。
最終
栗東 CW 良 並走
66.9-51.3-37.1-11.7
動きを見ても完成度の高さがわかりますね。
質の高いノビを見せており、軽さが問われる舞台においては相当に強い馬だと思います。
ただ今回は軽さは必要なく、しっかり地面を捉えられることがポイントになってくるので適正は高くない。