天皇賞春2017 ディーマジェスティ 馬体 追い切り
ディーマジェスティ
二ノ宮厩舎
ディープインパクト産駒
母父ブライアンズタイム
馬体
本質的には3200は長いし、前走2400でも長いです。
今回はシェイプアップしてなんとか距離を持たせようという背景がある。
馬体から感じる雰囲気はとても良いです。前走から明らかに良化しています。
ただやはりこれまでの一線級と比べると物足りない造りで、相対的に評価は落ちます。
一週前追い切り
美浦 南W 良 単走
79.9-65.1-51.1-37.5-12.5
動きも良いですね。
低い重心で全身を使って進めてます。
推進力高くかなり良い雰囲気です。
あとは距離だけが唯一の課題です。ノーマークからインをスッと抜けれれば面白さはあります。
最終追い切り
美浦 南W 良 並走
65.8-50.7-37.1-12.4
追えば追うほど伸びるといった感じで時計も優秀です。
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天皇賞春2017 アルバート 馬体 追い切り
アルバート
堀厩舎
アドマイヤドン産駒
母父ダンスインザダーク
馬体
デキに関しては全く問題ないでしょう。
ハッキリとトモのパンプアップが確認できますし、全体的な締まりも良いです。
ただし、タイプ的にはパワー質特化で、終いは瞬間的な加速よりも持続的に伸ばしたほうが良さが出る馬。
また、かき込むような走りのため純粋な推進力は高くありません。
他馬が苦しむような展開でこそ期待できる馬。
一週前追い切り
美浦 南W 良 並走
67.0-51.9-38.2-12.5
並走馬と共に負荷をかけて直線争うような形。
やや重なって見えませんが、頭は高く推進力は削がれている印象です。
状態自体は良いです。
最終追い切り
美浦 南W 良 並走
69.4-53.7-39.4-13.3
単走で仕上げのサイン。
ほぼ現状ピークの状態での出走です。
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天皇賞春2017 レインボーライン 馬体 追い切り
レインボーライン
浅見厩舎
ステイゴールド産駒
母父フレンチデピュティ
馬体
脚がスラッと長く、繋ぎも合わせて長く柔らかさがあり、距離に関しては菊花で好走した結果が示すとおり全く問題ありません。
その菊花賞時から比べるとかなり成長していて、筋肉量豊富でスケール感が出てきました。
前走は適正的な弱さもありましたが、終いしっかり伸びて4着。
今回の京都替わりは確実にプラスだし、ゆったりとした走法や終いのキレ脚などを考えると、ベストコースになることは間違いありません。
毛艶も良く馬体から感じる充実度はかなり高いです。
やや気性面に難しさがあるので後方待機が理想ですが、今回の舞台では確実に届かないので、デムーロということもあり、ある程度は前目にポジションを取るでしょう。
そのときにしっかり折り合えるかがポイント。
一週前追い切り
栗東 坂路 重 単走
59.0-41.7-26.6-13.0
馬体が良いことを裏付けるように、意図的に負荷を与えない調整的な追い切りです。
頭高く行きたがっているところからも、馬自身は走りたい意欲があります。
最終追い切り
栗東 坂路 良 単走
56.6-41.3-26.2-12.8
浅見厩舎らしい馬なりでの追い切りです。
一週前も同様の流れだったので、前走でそれなりに仕上がったのかと。
あとはその状態をキープできるかでしょう。
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天皇賞春2017 アドマイヤデウス 馬体 追い切り
アドマイヤデウス
梅田厩舎
アドマイヤドン産駒
母父サンデーサイレンス
馬体
筋肉のハリはよいですが、トモの質感は一線級と比べると明らかに弱いです。
ちょっとg1では足りない部類の馬なのでしょう。
繋ぎが長くスラッしていることからも京都は良さそうに感じますが、走る重心が低く、軽さが無いので京都の恩恵は受けづらい。
ストライドは伸びるので推進力自体は高い。
ただしあまり軽すぎる馬場はどうかなといったイメージ。
一週前追い切り
栗東 CW 重 単走
82.8-66.9-52.2-38.3-12.3
単走で岩田を背にグングン伸びて行きます。
身体の使い方はまずまずですが、馬体はやはり物足りないです。
最終追い切り
栗東 坂路 良 単走
52.6-38.5-25.7-13.1
調整的な追い切りです。
意欲的に動けていますが、一週前の動きと馬体の完成度を考えると、これで調整的な内容だと今回の舞台への限界を感じます。
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