リスグラシュー 馬体 追い切り

リスグラシュー

矢作厩舎

ハーツクライ産駒

母父American Post

 

オークス

馬体

桜花賞時から明らかに良くなっています。ちょっとこれは人気に逆らいにくい。

 

前走は馬場の恩恵が明らかにあった馬で若干ズブいところは見せたもののスイスイ伸びてきました。

ハイペース対応にも強かった可能性が高い。

 

となると割と速くなりやすいオークスではありますが、基本的には瞬発力レースになりやすいコースなので、展開は向いてこない可能性があります。

 

まあただ、状態の良さが顕著ですので対応してくる可能性も高い。

結局はJF、桜花賞で上位入線した3頭はともに著しく状態が良く、またポテンシャルも高いということになりますか。

 

一週前追い切り

栗東 坂路 良 並走

52.2-38.0-24.9-12.8

 

特有の硬さはあるものの時計は出ていて、持続的に良い脚を繰り出せています。

しっかり並走馬に競り勝ち内面の強さも見せています。

 

最終追い切り

しっかり仕上がっています。

後躯も後ろに流れて持続的に良い脚を繰り出しています。素晴らしい。

 

スローなら他馬でも浮上はできますが、ハイペで流れるようならこの馬で鉄板ではないでしょうか。

 

 

 

桜花賞 2着

馬体

かなり雄大な馬体になってきました。
1戦叩いた効果が見られ、ハリ感が前走時とは大きく違いますね。

持続タイプの脚なので阪神マイルは合いません。
ポテンシャルでなんとか好走しているような感じでしょうか。

やはりある程度流れる展開からギアを上げていきたいので、溜めてから一気に開放するような競馬はマッチしにくいところがあります。

 

一週前追い切り

栗東 坂路 良 並走
50.8-37.0-24.3-12.2

馬込みの時間帯で並走です。
時計は良いですが硬いですね。
まあ坂路で動きそうな走法ですのであまり過剰に信頼しないほうが良いですね。

 

最終追い切り

栗東 坂路 良 並走
55.1-39.0-24.6-11.8

一週前とは異なり終いにかけて追われる内容。
とにかく前の出が硬いので、展開は流れて欲しい。

 
チューリップ賞 3着

馬体

やや余裕残しの馬体で、その為バランスは崩れています。

 

それでも体調自体は良さそうな毛艶で、一気に変わる可能性はあります。

 

筋肉のハリもまずまずで力は出せる状態ですが、たぶん反応の良さは出てこないと思われます。

 

阪神JFは出遅れたことで逆に評価が高まっていますが、あの出遅れのお陰(?)で早仕掛けするしかなく、それがスピードの持続力という持ち味を引き出せた要因だと思っています。

 

たぶんスッと出て好位ポジだったらあそこまで弾けることはなかったと思います。

 

最終追い切り

栗東 坂路 良 単走

53.4-38.8-25.0-12.2

 

スピード感やパワフルな面は感じますが、全体的に重心が高くフワフワしています。

 

馬体もまだ余裕があるので、その分動きにも表れていますね。

 

それでも終い12.2ですからポテンシャルは高い。

 

 

 

阪神JF 2着

一週前

栗東 坂路 重 並走
51.8-37.3-24.3-12.4
ハーツクライ産駒。
軸がブレない芯のある馬です。


この時期で11.9-12.4ですから、相当に能力は高いですし、状態面もかなり良いです。 


追われてからの反応も良い。文句のつけようのない追い切り。

 

馬体

トモがしっかりしていて、かつ直飛である為、かなり長くいい脚を使うタイプであると想像できます。

 

それでいて足元も立ち気味の繋ぎなので阪神は合うでしょう。


筋肉の隆起も確認でき、状態面に問題は無いです。ある程度展開が流れてくれると向くタイプ。

 

最終

栗東 坂路 良 単走
55.2-39.5-25.2-12.3
入りが遅いですが綺麗な加速ラップで終いにかけての爆発力を見せています。


ポテンシャルでやりきってしまいそうですが、スローからの瞬発力勝負だと分が悪い。
動き自体は満点に近い追い切りです。

 

リスグラシューの追い切りは素晴らしいです。
なかなか2歳時でこの時計は出せない。  


戸崎ジョッキーというのも心強いですが、やはりもっとタフな展開でこそ。


ハイペースを押し切るのがベストの運び、今回はちょっと適正外。


馬自体は相当なポテンシャルだと思います。
ポテンシャルで勝ちきってしまうかもという保険はかけときますか...笑

 

ソウルスターリング 馬体 追い切り

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ソウルスターリング

藤沢厩舎

フランケル産駒

 

オークス

馬体

気持ちスッキリしたような馬体で短期間でありながらも距離延長を意識した仕上げ。

前走はまさかの敗戦という形でしたが、状態自体は間違いなく良かった。

今回もそれをしっかりキープしており、若干銭型さえ浮いています。

 

フランケル産駒ということもあり筋肉質な馬体ですが、柔らかい走りをするので距離延長は問題ありません。

東京替わりも何も問題ありません。

 

一週前追い切り

美浦 南W 重  並走

53.9-39.1-12.4

3頭併せを外から捲ってスーッと伸びます。

持ったままでもキレ脚を感じ取れます。

相変わらず可動域の広い柔らかい走り。

 

最終追い切り

美浦 南W 良 並走

68.4-52.8-38.7-12.4

 

軽く促して伸びます。

割としっかり追い切った印象。

 

 

 

桜花賞 3着

馬体

前走時点でかなり状態は良かったのですが、今回は更に上昇。
皮膚感良く、ハリも更に増した印象です。
前走時のパフォーマンスを超える可能性が十分にありますね。

一週前追い切り

美浦 南W 並走 稍重
70.7-55.1-40.1-12.5

惚れ惚れするような追い切りで一つも気になる点はありません。動き、筋肉の使い方、可動域全てレベルが高いです。

最終追い切り

美浦 南W 並走 良
67.5-63.0-38.7-12.5

今週はより溜めて弾けるような内容。
このレベルのポテンシャルで操縦性も高い。
あとは馬場状態を考慮するだけですね。


 

 

チューリップ賞 1着

馬体

順調に成長しているようです。本当に良い馬です。

 

前走阪神2歳は合わないと言いながらポテンシャルの高さで◎を打ちました(笑)

結果的に阪神の馬場に対応できた点は良かった。馬場対応さえ出来れば屈指の瞬発力なので適正はかなり高いです。

 

とにかくこの馬の良いところは、ストライド広く飛べる上に曲飛で瞬発力があるので、スッと動けて長い脚が使える点です。よって展開を選ばない。

 

今回はしっかり仕上がっているようで甘さはない馬体です。

 

最終追い切り

美浦 南W 良 並走

68.0-53.8-39.7-12.6

 

しっかり溜めた状態で並び、そこから開放されて更に伸びて突き放すという形。

 

内を通っていたとはいえ、フットワークも良いですし状態はかなり良いでしょう。

 

 

 

 

阪神JF 1着

一週前

美浦 南W 良 並走
69.3-54.2-39.9-12.9
フランケル産駒。3頭併せで内を走っています。


離された位置から全く追われずに自身の意思でギアを上げて並びにかかります。 


スケール感はやはり抜けてますね。可動域も広くいい脚を使っています。

 

馬体

筋肉のハリは十分で状態面は素晴らしい。 


大きな可動域の割に飛節は曲飛寄りで、ルージュバックを更に強化したようなイメージです。


速い脚を繰り出せる点は変わらないのですが、流れの無い展開(スロー)からでもサッとギアをトップギアに持って来れそうな造りと走法。


足元は若干繊細なので、阪神ベストではないです。

 

最終

美浦 坂路 良 単走
55.1-40.5-25.6-12.4
坂路の動きを見ていると平坦向きかなあと思ってしまう。


ストライド型なのでその点がスムーズさを欠いている可能性があります。 


状態面は引き続き良いですが。馬場もベストでは無いですしポテンシャルに対して割引材料は多い。

今週の反省タイム

ブログも習慣化すると、1週休むだけでなんか逆に戻りにくいというか、休みボケみたいな感じになってなかなか更新する気力が出ませんでした。 

 

結果的に京王杯は◎ロサギガンティア、VMは◎スマートレイアーということでどちらも複勝圏内を逃してしまいました。

 

ロサギガンティアは前が開かないという展開と予想以上の馬場悪化でアウト..

 

スマートレイアーに関してはある程度予想通りの展開とポジショニングだったのですが最後交わされて4着。

 

またアドマイヤリード&デンコウアンジュをうまく評価できなかったところが辛かったですね。

割と渋った馬場で..という中での予想だったので、ソルヴェイグにしろ、ジュールポレールにしろ、デンコウアンジュもそうですね。

ここらへんがしっかり浮上してきたということは馬場はかなり軽くなっていたのかなという印象でした。

 

さて今週はオークス。

オークスの日は草野球の大会があります。なんとか今年1本目のヒットを打てるように頑張ります。ついでにオークスも頑張ります。

ヴィクトリアマイル 結論

ヴィクトリアマイル

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アットザシーサイド

坂路を60.1で駆け抜けるゆったり調整。厩舎的に、仕上がるとこのような最終を迎えるので準備は整っているのでしょう。ただ馬体写真もないなかで判断材料が少なすぎます。

 

デンコウアンジュ

終いの脚を持っていて展開フィットしそうなタイプですが、追い切り見ているとどうも軽さが足りない様子。

バランスも崩しているしちょっとG1だと物足りなく映ります。

馬場は明らかに良馬場が良いタイプ。

 

状態評価

5.0

アスカビレン

ミッキークイーン 

 

4.5

ジュールポレール

レッツゴードンキ

スマートレイアー

 

4.0

クイーンズリング

ルージュバック

ウキヨノカゼ

 

3.5

アドマイヤリード

 

3.0

フロンテアクイーン

ソルヴェイグ

 

 

気になる馬場状態ですが、やはりある程度は渋った状態での発走となりそうですね。

また展開的に速くなる可能性は低く、消耗戦のハイぺよりは末が活きるような瞬発力勝負になると予想。

 

それでも馬場が完全には回復しない以上、軽さ特化の馬ではなくパワー質を持った馬、なおかつ前で競馬ができるキレ型の馬をチョイスしたい。

 

◎と◯は


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印を付けた2頭はリンク先コメント欄に記載します。

 

◎は前受けできて、しっかり瞬発力を持った馬。ハイペだと割引でしたが、今回の設定ラップだと対応できる。

 

◯はこちらもパワー質のある脚回りで状態面をプラスして評価。人気の面からも期待している穴馬です。

展開的に不利を受ける可能性がある脚質なので2番手評価。◎よりも状態面や適正値は高いと感じています。

 

あとは素直にミッキークイーン。

 

ジュールポレールも評価していましたが、良馬場タイプの軽さ特化&持続戦でこそと思っていたので。